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持つことがステータスになる ラグジュアリーブランドのロゴマーク事例

持つことがステータスになる ラグジュアリーブランドのロゴマーク事例

1.はじめに

消費が落ち込んでいると言われる日本経済にあって、近年販売金額が伸びているラグジュアリーブランドアイテム。百貨店でも装飾品の販売が増加傾向にあるなど、何かと注目されることの多い業界の一つとなっています。

「ラグジュアリー」とは「プレミアム」や「アッパー」と呼ばれるものよりも、さらに高級感を持つブランドにつけられる名前です。常にファンを魅了し、品質や価格以上のものを有していることから、ラグジュアリーを目指す企業は少なくありません。
世界には「ラグジュアリー」と呼ばれるブランドがいくつかありますが、それらのロゴマークには大きな共通点があります。今回は、ラグジュアリーブランドのロゴマークの傾向と、事例をご紹介します。

Point:ラグジュアリーブランドのロゴマークの共通点とは

2.ラグジュアリーブランドのロゴマークの傾向

ラグジュアリーブランドのロゴマークほど、傾向がはっきりとしている業界は珍しいかもしれません。傾向としては大きく3つのパターンに分かれます。
ひとつはブランド名に使われている2つのアルファベットを組み合わせたもの。ルイ・ヴィトンやグッチなどがこうしたロゴマークを使用しています。ロゴタイプには高級感のあるフォントが採用されているなど、シンプルかつ繊細なイメージを持つロゴマークが多い傾向にあります。

2つ目は馬や馬車などをかたどったロゴマーク。用いられた理由はさまざまですが、馬や馬車からは高級感が感じられます。そして最後がロゴタイプだけのもの。アルファベットを組み合わせたもの同様、フォントは洗練されたデザインが採用されています。
いずれも使用されている色数は少なく、全体的にシンプルなイメージがあります。

Point:大きく3つの傾向に分かれるラグジュアリーブランドのロゴマーク。シンプルか使われている色数は少なめ

3.ラグジュアリーブランドのロゴマーク事例

ここでは、さきほどご紹介した3つのパターンの内、2つのアルファベットを組み合わせたものを一つご紹介します。
下記は世界的なラグジュアリーブランドとして名高い、ルイ・ヴィトンのロゴマークです。

0110ルイ・ヴィトンロゴマーク

(画像引用元:Wikipedia

「L」と「V」で作られたロゴマークは、シンプルながら明確にそれだとわかる、まさにロゴマークのお手本ともいえるデザインに仕上がっています。
ルイ・ヴィトンには、ロゴマークと同じく、シンプルかつ洗練されたデザインが用いられています。それが日本で人気のあるモノグラムです。モノグラムもまた、シンプルなデザインとして多くのファンを魅了しています。実はモノグラムのルーツは、日本の家紋にあるそうです。「商品ロゴマークに力を入れる和菓子業界ロゴマーク事例」でもご紹介したとおり、家紋はロゴマーク同様、家筋・血筋を象徴する重要なもの。温故知新の言葉通り、古い知識を改めて振り返ることも、ロゴマーク作成には大切なのかもしれません。

Point:シンプルかつ洗練されたデザインにこだわることが、ラグジュアリーブランドのロゴマークには大切

4.まとめ

ユウ局員 ■ラグジュアリーブランドのロゴマークは傾向がはっきりしている

■シンプルなデザインながら、洗練されたイメージを醸し出している。

■色数は少なめ。
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