1.はじめに
ロゴマーケットのようなロゴマーク販売サイトを利用するにせよ、コンペ型でロゴマークを集めるにせよ、どこかのタイミングで必ず行わなければならないのが「ロゴマークを選択する」という行為です。たくさんの候補の中から、ロゴマークを選ぶことはそれだけでも大変なことですが、御社にとって「良いロゴマーク」とはなんなのか、どういう基準でロゴマークを選ぶのか、その基準が明確になっていないと、ロゴマーク選びはより難航します。
コンペ型を利用した場合の選択ポイントについては「【事前チェック】コンペを利用してロゴマークを作るなら」でもご紹介しましたが、今回はさらに深堀りし、コンペ型にかかわらず、複数のロゴマーク案から良いロゴマークを決めるための重要ポイントをご紹介します。
Point:作成方法にかかわらず、複数のロゴマークから良いロゴマークを決めるためのたった一つのポイントとは
2.複数のロゴマークから良いロゴマークを決めるためのたった一つのポイント
候補が多ければ多いほど、ロゴマーク同士を比較して「なんとなくこっちのほうがいいかな」と決めてしまう機会が多くなってしまうもの。しかし、ロゴマークはできるだけ比較せずに決めることが大切です。
「比較しないと決められないじゃないか」という方もいらっしゃいますが、決して比較することが悪いと言っているわけではありません。時には比較する必要に迫られることもあるでしょう。しかし、本当に御社が求めているロゴマークというのは、「たくさんのロゴマークの中からいいと思ったもの」ではなく、「企業の思いや商品の特徴などがユーザーに伝わるもの」であり、「企業・商品を象徴するもの」であるはずです。
複数の案の中から、比較して良いと思うものを選んでしまうと、ロゴマーク選定の基準が「他より優れているか」という点にすり替わりがちになり、「ロゴマークを通して伝えたい想いや印象づけたいイメージが伝わるかどうか」という基準の軸がぶれてしまうことにもなりかねません。
「No.1よりオンリーワン」という言葉がありますが、まさにこの理念でロゴマークを選定することが大切なのです。
ロゴマークはあくまで「企業・商品を象徴するもの」であり、何かと優劣を争うものではありません。複数のロゴマーク案から選定する場合は、この選定基準の軸がぶれないように気をつけましょう。
Point:複数のロゴマーク案を比較することで、選定基準の軸がぶれないことが大切
3.まとめ
■複数の案からロゴマークを決定する場合、「他社より優れているか」ではなく「伝えたい想いやイメージが伝わるか」という基準の軸がぶれないようにする ■ロゴマークはあくまで「企業・商品を象徴するもの」。「No.1よりオンリーワン」のロゴマークを見つけよう |