画像引用元:株式会社えだまめ公式HP
国内外で注目されているロゴマーク。多くの人の記憶と印象に深く刻まれるのには、実はさまざま理由があります。
その「理由」を知らないと、ロゴマーク作成で損をする可能性があるかもしれません。
そこでロゴマークラボでは、世の中に出回っているロゴマークの中から、皆様に「作成する上でこれは知っておいてほしい!」「参考にしてほしい!」というものをピックアップし、そのポイントをご紹介しています。
今回は株式会社えだまめのロゴマークを取り上げます!
株式会社えだまめの歴史
株式会社えだまめは、冷凍技術コンサルティングをメインに事業を展開する会社です。冷凍食品の開発や、日本酒入りアイスクリームなども手がけています。
一見、えだまめ専門店かな?と感じる社名ですが、なぜ『株式会社えだまめ』なのでしょうか?
実は近年『edamame』は海外でスーパーフードとして再認識され、人気が高まっています。枝豆のように海外でも愛される日本食を発信していきたいという思いが、 社名にこめられているのです。
枝豆は日本でも子どもから大人まで、幅広い世代に愛されている食べ物ですよね。由来を知れば納得の社名です。
ロゴ作成の参考にしたいポイント
記憶に残るロゴマークの重要なポイントの一つに、シンプルなデザインが求められています。
パッと一目見て可愛らしく、枝豆が並んでいることがわかりますね。よく見ると『edamame』の文字になっているところに気づくはず。なるほど上手い!と思うデザインです。
丸い形で優しい印象に
丸い形には、安定感・優しさ・安全などの視覚的な癒し効果があるとされています。
株式会社えだまめのロゴマークは、社名の 『edamame』それぞれの文字に含まれる円の部分を利用して、 楕円状のえだまめをちりばめたユニークなロゴマークです。
明るいグリーンのえだまめのフォルムが映えるよう、 それ以外の部分は細いラインで仕上げています。
全体的に曲線でまとめてあり、丸みがある優しい印象を受けます。
緑と黒でシンプルに
使用している色は緑と黒の2色と少なく、非常にシンプルで覚えやすいですね。
メインで使用している緑色には安心感、穏やかさ、フレッシュさなどを印象づけることが期待できます。
黄色と青の中間色である緑は、他の色と組み合わせることでさまざまな効果を生み出す色で、広告としては使い勝手が良い色だといえるでしょう。
おわりに
今回は株式会社えだまめのロゴマークをご紹介しました。名刺やパンフレットにこのようなロゴマークがあると、一度見たらそのインパクトで印象、記憶に残ること間違いなしです!
「えだまめ」と文字を読んでも良いですし、イラストとして「えだまめ」を認識しても良い、一目見てわかりやすい素晴らしいロゴマークといえるでしょう。
参考図書「ロゴデザインの教科書 良質な見本から学べるすぐに使えるアイデア帳(著:植田 阿希,2020,SBクリエイティブ)
あなたのお店や企業・チームのロゴマークを紹介させてください!
皆さんの会社やチームのロゴマークには、どんなストーリーがありますか?作成ポイントと合わせて、ぜひロゴマークラボへお寄せください!
ロゴマークラボの「独断!粋なロゴマーク」内および公式Instagramにて紹介させていただきます。
投稿方法
Instagramで「#ロゴマークラボ 」をつけてご投稿ください。
皆さんに共有したいと思ったロゴマークについては、当サイトから投稿アカウントへDMをお送りいたします。
キャプションに
・ロゴマークを使用している会社・チーム名
・ロゴマークに込めた思い
・作成の際に苦労した点、工夫した点
などを記載いただくと採用されやすくなりますよ!