(画像引用元:桑原法律事務所)
さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は九州に拠点を置く「桑原法律事務所」のロゴマークを取り上げます!
1.桑原法律事務所のロゴマークのポイント
福岡県や佐賀県など、九州に3つのオフィスを構える桑原法律事務所。対応力はもちろん、依頼主のために全力を尽くす姿勢を大切にしており、借金問題や交通事故、遺産相続などさまざまな問題に対応しています(情報はすべて2015年7月時点のものです)。
そんな桑原法律事務所のロゴマークには、事務所名と職種がうまく表現されたデザインが採用されています。
(画像引用元:桑原法律事務所)
桑の字を天秤に見立てたデザインと、弁護士バッジの外側にあしらわれているひまわりをうまく表現しており、シンボルマークだけで弁護士だとわかるデザインになっています。
実はこのデザインの構成は弁護士バッジとほぼ同じ。弁護士バッジをよく見てみると、ひまわりの中に小さな天秤が描かれています。
(画像引用元:キッズひまわり)
ちなみにひまわりには自由と正義、天秤には公正と平等という意味が込められているそうです。弁護士の命とも言える弁護士バッジをうまくアレンジした、素晴らしいロゴマークではないでしょうか。
近年の法律事務所のロゴマークの傾向と言えば、比較的やわらかな印象のものや、対応の良さをイメージさせるものが多いですが、シンボルマークだけでは何の仕事かわかりづらいものも多々あります。それが決して悪いことではありませんし、ロゴマークはシンボルマークとロゴタイプによって成り立つものですから、シンボルマークに足りない部分はロゴタイプで補えば問題はないでしょう。
しかし、シンボルマークだけでどんな仕事なのかがわかると便利なのも事実です。今回ご紹介したロゴマークは、シンボルマークだけで使用しても弁護士だということがわかるので、使い勝手がいいロゴマークだと言えます。
ロゴマークのデザインは使い勝手もとても重要です。そういった意味で、今回ご紹介したロゴマークは、作成時とても参考になるのではないでしょうか。
※参考サイト
弁護士法人 桑原法律事務所
キッズひまわり