画像引用元:小田急電鉄『海老名駅隣接「ロマンスカーミュージアム」が2021年4月中旬に開業します』
2021年、小田急線の海老名駅隣接にロマンスカーミュージアムが開業しました。このロゴマークには、ミュージアムのターゲットであるロマンスカーが好きな子どもに向けたあるメッセージが込められています。
今回は、子どもに親しんでもらうためのロゴマーク作成のヒントを探るべく、ロマンスカーミュージアムのロゴに注目してみましょう。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
ブランドの歴史とロゴマーク
2021年に開業したロマンスカーミュージアム。1927年に小田急線が開業されてから初めての屋内常設展示施設です。小田急線の海老名駅隣接地にあり、歴代の車両展示や巨大ジオラマなどを楽しむことができます。
ロマンスカーミュージアムのロゴマーク
ロマンスカーミュージアムのロゴマークは、「ロマンスカー(Romancecar)」と「鉄道(Railway)」に共通する頭文字「R」をベースし、「トンネルを通過していく『流線形の列車=ロマンスカー』」を表現しています。
積み木のようにも見えるシンプルな形状を組み合わせたロゴマークには、「親しみやすく、子どもたちのインスピレーションをかき立てる存在でありたい」という想いが込められています。
参考:小田急電鉄『海老名駅隣接「ロマンスカーミュージアム」が2021年4月中旬に開業します』
ロゴ作成の際に参考にしたいポイント
ロマンスカーミュージアムのシンボルマークには、ロマンスカーのGSE(70000形)と同じオレンジ色が使用されています。さらにRの曲線つまりトンネルをあらわしている部分は、VSE(50000形)のラインに使用されているのと同じような赤みの強いオレンジ色です。
色の持つ印象は、時に鮮明に私たちの記憶に残ります。ロゴマークに使用する色に車体の色を起用することで、ロマンスカーを連想することができるのは見習いたいポイントです。
またロゴマークを2色で色分けをしており、それぞれがハッキリとした色なので目立つことも注目したい点です。赤ちゃんから成長するにつれて視力が良くなることは知られていますが、子どもの視力は「1歳で0.2、2歳で0.5前後、3歳で0.8前後」とされており、ターゲットである子どもたちのためにハッキリとした色が使われています。
ターゲットである子どものことを考えらて作られた、ロマンスカーミュージアムのロゴマーク。子どもたちに親しんでもらえるロゴマークを作りたい方はぜひ参考にしてみてください。
参考:【小田急トラベル】「ロマンスカーの種類 GSEや展望席・サルーン席で行く箱根旅行」
青葉台 スマイル眼科クリニック(横浜市青葉区)「幼児の視力について」
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