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国立新美術館ロゴマークに秘められた思いと参考になるポイントは?

国立新美術館のロゴマーク

画像引用元:国立新美術館

日常の中で目にしない日はないほど、私たちのまわりにあふれているロゴマーク。街中、テレビや雑誌、Web上などあらゆる場面で使われています。

しかし、身近にロゴマークがたくさんあるからこそ、印象に残るロゴマークを作ることが大切です。

人を惹きつける魅力的なロゴマークを作るためにも、過去の事例からロゴマーク作成の参考になるポイントを学んでみましょう。

今回は、国立新美術館のロゴをご紹介します。

国立新美術館のロゴマークの歴史

国立新美術館は、国内最大級の展示スペースを持った東京・六本木にある美術館です。日本で5つ目の国立美術館として2007年に開館しました。展覧会の開催、美術に関する情報の収集と公開、教育普及などを設立の目的としています。

シンボルマーク・ロゴタイプを手がけたのは、クリエイティブディレクターである佐藤可士和(さとう かしわ)氏です。このデザインは、国立新美術館の設立当初からずっと変わらず使い続けられています。

美術に関心がある人だけではなく、もともと関心がなかった人にとっても馴染みやすい存在になることを目指して、漢字がモチーフになっています。

ロゴ作成の参考にしたいポイント

参考にしたいポイントは、何と言っても「新」という文字に凝縮された「開かれた美術の場」の表現です。

国立新美術館は独自のコレクションを持たない美術館です。コレクションを持たないからこそ、あらゆる人が美術に関する情報を持ち寄り、共有し、語り合えます。そんな美術と人の新たな関係を象徴するような建物が、国立新美術館なのです。

そうした思いが国立新美術館のシンボルマークには込められています。「新」の文字を見ると、全ての要素と角が閉じられておらず開かれています。これは「全ての人に開かれた場」を意味しているのです。

また、文字を構成する一つ一つの要素は直線と曲線によって形作られています。直線と曲線が融合したその形から、筆者は「開かれた半円の窓」を想像しました。開かれた窓は分け隔てなくあらゆるものを受け入れ、ある時は外へと出ていきます。まさに、美術に関する情報が集まり、そして発信される、国立新美術館の特徴を表現しているのではないでしょうか。

カラーリングにも表れる国立新美術館の特徴

ロゴマークのカラーには、日本の伝統色である緋色と消炭色が採用されています。赤系統の色は新しさや活力を感じさせる色で、先進的な場を目指す国立新美術館を表現するのに最適な色だといえるでしょう。

また、緋色と消炭色は国立新美術館の建物にも使われており、その色をロゴマークでも用いることで、建物とロゴマークが一体となったような印象を見る人に与えられます。社会に浸透しやすく、馴染んでもらいやすいようなカラーになっていると感じました。

国立新美術館のロゴマークには、この美術館が抱えるメッセージが余すことなく表現されています。企業のメッセージを内包したロゴを作りたい場合には、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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