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創造力や未来を表現!慶応義塾大学SFC25周年ロゴマーク

(画像引用元:慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)

世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回は慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)が開設25周年を記念して、ロゴマークを作成したというニュースをご紹介します。

SFCは1990年に神奈川県藤沢市に立てられた、慶応義塾大学のキャンパスの一つ。総合政策学部・環境情報学部や看護医療学部などがあり、医療からテクノロジー、芸術の分野に至るまで、幅広い分野の学部が置かれたキャンパスとなっています。
SFCといえば、これまで日本で初めてAO入試を実施したり、インターネットを使った授業を取り入れたりと、日本の大学の中でも最先端の取り組みを行ってきたキャンパスとしても知られています。こうしたクリエイティブな風土が、豊かな発想力を生み、多くの人を惹きつけるのかもしれません。

そんなSFCが2015年に開設25周年を迎えるということで、記念のロゴマークが作成されました。

0331慶應義塾25周年ロゴマーク
(画像引用元:慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)

今回決定したロゴマークは公募の中から決まったもので、作成者はSFCの卒業生である辻航平氏。ロゴマークでは自然と調和した美しいキャンパスの様子と未来、そして創造力を表したそうです。
特に注目したいのは、文字に隠れた三角や四角、そしてフォントです。三角や四角は、創造力を掻き立てる積み木になぞらえ、創造力の象徴やその力を表しています。クリエイティブな学部が多く、発想力が培われるSFCらしさがうまく表現されていますよね。
そしてフォントのベースには「Futura」を採用。「Futura」は未来という意味を持つラテン語ということで、未来を大切にする風土を表しています。

ロゴマークで表したいものを別のものに置き換えたり、フォントの名前からイメージを膨らませようとする発想は、今後ロゴマークを作成する上で、ぜひ取り入れたい考え方ではないでしょうか。こうした発想も取り入れながら、ぜひすてきなロゴマークを作成してみてくださいね。

※参考記事
SFC25周年公式ロゴマークが決定! 考案者 辻航平さん(13年 政・メ修了)が思いを語る(SFC CLIP)
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)25周年記念事業 ロゴマークの決定について(SFC)

※参考サイト

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