1.はじめに
一昔前であれば、法人がSNSアカウントを持つことはかなりナイーブな問題であり、SNSアカウント取得に積極的に乗り出す企業よりも、そうでない企業の方が多い傾向にありました。
しかし近年は、FacebookやTwitterを始めとしたSNSアカウントを持つ法人が増え、SNSを利用したキャンペーンやO2O戦略などが注目されるようになりました。
本サイトでは、FacebookやTwitterでロゴマークを使用する際の注意点や、うまくロゴマークを活用している法人アカウント事例について取り上げてきましたが、Facebookだけに着目した際、どのようなロゴマークがアカウント内で活きてくるのかについては、まだ取り上げていませんでした(Twitterで活きるロゴマークについての記事はこちら)。
そこで今回は、Facebookで活きるロゴマークとはどういったものなのか考えてみます。
Point:Facebookで活きるロゴマークとは?
2.信頼感のあるロゴマーク
法人のフェイスブックページで何より大切なことの一つに、信頼感があります。
セキュリティが強化された昨今であっても、有名人の偽アカウントが作成され、話題となることは少なくありません。
作成する法人側から見れば、どう見ても偽アカウントには見えないFacebookページであっても、ユーザーから見れば「怪しい…」と感じる法人アカウントというのは、実はごまんとあります。法人名があまり有名でない場合は、残念ながらなおさらです。過去、Facebookでは、知らないアカウントに一定数「いいね!」すると、自分のアカウントが乗っ取られてしまうという事件もありました。こうした背景から、ユーザーは法人側が考えている以上に「いいね!」することをためらう傾向にあります。
ユーザーにより気軽に「いいね!」してもらうためには、信頼感のあるロゴマークを掲載することが大切です。もちろん法人のロゴマークですから、ある程度信頼性のあるロゴマークを採用しているところがほとんどだと思いますが、例えば有名企業のロゴマークに酷似したデザインだったり、一見ふざけたようなロゴマークだと、ユーザーから信頼性を疑われる可能性がありますので注意が必要です。
Point:「いいね!」を増やすためにも信頼感のあるロゴマークを採用しよう
3.シンプルなロゴマーク・ロゴタイプ
さまざまな法人Facebookページを見ていると、全体的にシンプルなロゴマークが映える傾向にあるようです。
例えばトヨタ自動車の場合は、サムネイル画像として白地に赤のロゴタイプを採用しています。
(画像引用元:トヨタ自動車 | Facebook)
またユニクロは、ロゴマークの形が四角いこともあり、ロゴマークがFacebookページに映えている法人アカウントの一つだと言えます。
(画像引用元:ユニクロ | Facebook)
特に最近では、Facebookのカバー画像に文字を入れることが可能になったため、よりシンプルなロゴマークの方が、ページに映える傾向にあるようです。
これからロゴマークを作る方で、法人Facebookアカウントを取得しようとお考えの方は、ぜひこうした点を考慮したうえで、ロゴマークを作成してみてはいかがでしょうか。
Point:シンプルなロゴマークが映える
4.まとめ
■法人Facebookアカウントでロゴマークを使うなら「信頼感」「シンプル」がキーワードに ■ユーザーが「いいね!」してもいいと思える、信頼性の高いロゴマークを作成する ■シンプルなロゴマークほど映える傾向にある |