(画像引用元:SUUMO 関西版)
さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、大阪府堺市を中心に不動産業などを行う「関西建物」のロゴマークを取り上げます!
1.関西建物のロゴマークの特徴
不動産のロゴマークというと、家や建物の外観をモチーフにしたものや、企業理念などをベースにデザインを起こしたものが多い印象がありますよね。関西建物のモチーフは、どちらかというと前者に近いのですが、実はモチーフになっているのは外観だけではありません。よく見ると、不動産業には欠かせない、あるものに見えてきませんか?
(画像引用元:SUUMO 関西版)
実は正解は間取り図。マンションであれ、戸建住宅であれ、どんな建物にも間取り図は欠かせないものです。同様に、関西建物も利用者にとって欠かせない存在になるんだという想いが伝わります。
同時に、このシンボルマークは「関西」という文字がアレンジされたものでもあります。遠目で見てみると、関西という文字に見えませんか?
遊び心のあるシンボルマークの下に掲げられている安定感のあるロゴタイプは、同じく不動産業には欠かせない安心感や信頼感を演出しており、全体として不動産業のロゴマークとしてバランスのとれたデザインになっています。
また、不動産業は印象が非常に大事な仕事であると同時に、対応のきめ細かさや情報の信頼性など、全体として誠実感が重要な業種です。こうした観点から、信頼性や誠実さを感じさせる青が使われているところもステキですね。
ちなみに、不動産関係のロゴマークには青や水色が使われていることが多くあります。
例えば以前、当サイトでもご紹介した三井住友トラスト不動産のロゴマークや清水建設のロゴマークも青がベースになっています。
(画像引用元:三井住友トラスト不動産)
(画像引用元:参加企業一覧|SMART CITY PROJECT)
他にも緑が使われているものも多いですが、そのベースは信頼感や優しさを伝えたいからかもしれませんね。
不動産業のロゴマークの選び方については、「不動産業界のロゴマーク事例とその特徴は?」でもご紹介していますので、良ければ参考にしてみてください。
※参考書籍
日本語のロゴ(編集:フレア,グラフィック社編集部)