ロゴマークラボ | ロゴを制作する上で知っておくと役立つ情報を発信!

憩いの場所を表したロゴマーク | ミニストップ

憩いの場所を表したロゴマーク | ミニストップ

(画像引用元:ミニストップ

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、2015年6月現在、国内外合わせて約4,800以上の店舗数を有する「ミニストップ」のロゴマークを取り上げます!

1.ミニストップのロゴマークについて

1980年に、当時ジャスコとして全国展開を行っていた、イオンのコンビニ業態として誕生したミニストップ。今では他のコンビニでも採用されているイートインコーナーをいち早く取り入れたり、ファーストフードのコールドメニューに力を入れるなど、他のコンビニとは少し違った路線で販路を広げ、今日まで成長を続けてきました。

そんなミニストップのロゴマークといえば、家の形をしたこちらのデザイン。

憩いの場所を表したロゴマーク | ミニストップ
(画像引用元:ミニストップ

このロゴマークが生まれたのは、ミニストップが誕生して9年後の1989年のこと。「街角のあなたの憩いの場」というミニストップのイメージを形にしたもので、家の形と木の形がモチーフとなっています。

街中にあるミニストップの看板を見てみるとわかりやすいのですが、シンボルカラーはオレンジ・青・黄という3色となっており、いずれも遠くからでも看板が認識しやすい、視認性の高い色を採用しています。

これは単に視認性だけで選ばれているのではありません。実はミニストップ設立当初、デザイナーとして働いていたのがカリフォルニアの方だったそうで、オレンジ・青・黄という配色は、カリフォルニアの青い空や、カリフォルニアを代表するフルーツであるオレンジが由来になっているそうです。

ただ、現在使用されているロゴマーク自体は、栄久庵憲司氏が所長を務めたGKインダストリアルデザイン研究所が制作したものなので、おそらく配色を決めたデザイナーとは違った方がデザインしているものと思われます。

とはいえ、ミニストップを代表する「ハロハロ」やパフェ類などは、比較的南国系の明るい配色で盛りつけられたものが多いため、こうしたイメージとロゴマークが、なんとなくマッチしているのが不思議ですね。

コンビニのロゴマークといえば、セブン-イレブンのロゴマークも、よく見ると不思議なデザインとなっています。どこが不思議なのかは、記事を見てチェックしてくださいね。

▶ 参考記事:よく見たら…あれ!?セブン-イレブンのロゴマーク「n」の謎とは?

※参考サイト
ブランドシンボル(ミニストップ)
ミニストップカラーの由来を教えてください。(ミニストップ)

ページTOPへ戻る