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画像引用元：宮田歯科医院
企業やブランドを広く認知してもらううえで大切な役目を持つロゴマーク。
しかし、魅力的なロゴマークを作るためには知っておきたい知識があります。
ロゴマークラボでは過去の事例を参考に、ロゴマーク作成に役立つ知識をご紹介しています。デザインのポイントを押さえて、理想のロゴマークを作り上げましょう。
今回は、宮田歯科医院のロゴを取り上げます！
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
宮田歯科医院のロゴマークの歴史
宮田歯科医院は、京都府京都市にある歯科医院です。「全身の健康と永続性を考えた根本的な治療」をポリシーに、人々の歯の健康を長く保っていくことを目指した診療を行っています。
ロゴマークはハイビスカスの花を表現したデザインです。5つの歯のオブジェクトを花びらに見立てています。ハイビスカスは5月～6月頃から咲き始める花で、宮田歯科医院が開院したタイミングで咲いた花でもあります。
ロゴ作成の参考にしたいポイント
ロゴ作成において、宮田歯科医院のロゴから参考にしたいポイントは「医院の信念」と「医院のイメージ」の融合です。宮田歯科医院では若者からお年寄りまで、幅広い年齢層の人々から信頼される歯科診療を提供したいとの信念があります。この信念を、医院の持つハワイアンなイメージと合わせて表現しているのです。
ロゴにはピンク、黄、黄緑、紫、青の5色が使われており、カラフルな色合いは年齢層の広さを表しています。また、色の見え方や好みは年齢によって変わってきます。低年齢層は微妙な色合いを判断することが難しく、高年齢層は落ち着いた色を好むというようにです。その特性を考慮して、宮田歯科医院のロゴはコントラストを出しながらも、彩度を抑えた配色にすることで、どの年代の人にとっても見やすいデザインにしているのではないかと筆者は思いました。
気分が上がるようなトロピカルな配色は医院のイメージにもピッタリなのではないでしょうか。
ハイビスカスに込められた意味
宮田歯科医院のシンボルマークであるハイビスカスにも、医院の信念やイメージが示されています。
一つ目が信頼です。ハイビスカスの花言葉には「信頼」があることから、医院の信念である「信頼される診療」を表現しています。
二つ目がハワイアンな雰囲気です。ハイビスカスは世界の熱帯、亜熱帯、温帯地方に分布する花で、この花をロゴに用いることでリゾート地のハワイを想起させるようなデザインに仕上がっています。
三つ目が歯科を連想させるデザインです。ハイビスカスの花びらを歯科の象徴ともいえる歯で表現し、歯科医院のロゴだと分かるようにデザインしてます。
医院の信念とイメージを上手く融合させたロゴマークだといえるでしょう。
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