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失敗しないロゴ作成会社を選ぶ5つのポイント

失敗と成功の標識

1.ロゴマーク作成の主な手段

ロゴマークを作りたいと思っても、手段が思い浮かばない…そんな方は意外と多いのでは。まずはロゴマークを作成するための手段について考えてみましょう。

  • 知り合いの紹介で「印刷屋さんやデザイナーさんにお願いする」
    以前はロゴマークを作るというと、このパターンが多かったと思います。しかし最近は、ロゴマークを作成する選択肢がいろいろあります。インターネットで検索しても、多くのサイトでロゴマークを提供しています。しかし、サイトごとの違いが分かりにくいというデメリットがあります。
  • ネットで「デザイナー・デザイン事務所を検索し、問い合わせ」
  • ネットで「コンペサイトを検索し、ロゴマーク作成を依頼する」
  • ネットで「ロゴマーク販売サイトを検索し、気に入ったロゴを購入する」

最近では、主にネットがメインの手段となってきていると思いますが、ここでは「失敗しないために、どこに依頼するべきか?」を整理してみました。ロゴマークを制作する参考にしていただければと思います。

Point:失敗しないためにはどこに依頼すべきか?

2.制作会社を選ぶポイント

筆者自身がロゴマークを何度も依頼した経験、また現在ロゴマークを提供するサイトを運営し、お客様の声を聞いた中で感じたことを率直に記載します。

ポイントは下記の通りです。

①明朗会計
②デザイナーさんの質が高い
③コンセプト・ストーリーを大事にしてくれる
④納得行くまでアレンジ・修正してくれる
⑤ロゴマークの使い方まで考えてくれる

以下では、上記の5つのポイントについて詳しく記載します。会社や商品の顔となるだけでなく、ブランディングの第一歩としても大事なロゴマーク作成、後悔しないよう参考にしてもらえればと思います。

Point:5つのポイントを押さえて制作会社を選ぼう

3.①明朗会計

至極当然のことではありますが、中には価格が分かりにくい制作会社・サービスサイトも多くあります。「予算に応じて」「オプション価格」などと言われても、最終的にいくらになるのか、依頼側としてはわかりにくいですよね。

デザイナーさんを気に入り、なんとかお願いしたいケースは良いと思いますが、価格が不明瞭な場合や、追加オプションメニューが多い場合は、結果として想定以上に高額になってしまことがあるので注意しましょう。

ロゴマークを作成するなら「どこまで修正してくれて、納品物は何で、いくら」と明確にしている制作会社やサービスサイトが望ましいでしょう。

Point:当然ながら明朗会計が大事

4.②デザイナーさんの質が高い

これも当たり前のことですが、特に注意してほしいポイントが2つあります。

1つ目は、近年フリーランスという便利な言葉が流行り、素人に近い人でも「フリーランスでデザイナーやってます」的な人が結構います。特にコンペサイトなどは顕著で、素人から本当のプロまで、多くの人がコンペに参加します。

経験のあるプロの場合、ネットで使う場合と印刷で使う場合とで、扱うファイル形式を変えるなど、当たり前のように配慮してくれることがほとんどです。もちろん経験が浅くても、優秀なデザイナーさんはたくさんいますが、どこまで経験を持ったデザイナーさんなのか、見極めることが大事です。

2つ目は、コミュニケーション力です。デザイナーさんはデザインセンスと技術が高ければ良いと思いがちですが、同じように大事なのがデザイナーさんのコミュニケーション力です。

要望が適切に伝わるか、修正等のキャッチボールがスムーズにできるかというのは、結構デザイナーさんによって差が出る部分だと思います。

質の高いデザイナーさんとは、デザインセンス・技術に加えて、経験とコミュニケーション力が高いことでもあります。
なかなか事前に見極めることが難しい部分だと思いますが、一つの視点として持っておくと失敗しにくくなると思います。

Point:センス・技術に加えて経験とコミュニケーション力がデザイナーさんには大事

5.③コンセプト・ストーリーを大事にしてくれる

ひとつのロゴマークと一緒に長い期間歩む上で重要なことは、そこに込められたコンセプトやストーリーだと思います。つまり、想いや思い入れです。
コンセプトやストーリーがロゴマークにあると、そのロゴマークが生き生きします。そして、デザインの魅力が何倍にもなります。
大事な企業や商品のロゴマークです。ロゴマークはホームページでも毎日見られますし、名刺を渡すたびに自分の目にも入ります。是非想いを込めたロゴマークにすることをオススメします。
そんな、ロゴマークに込められたコンセプトやストーリーを大事にしている制作会社やデザイナーさんは素敵だと思います。

Point:毎日見られ、目に入るロゴマークだからこそコンセプトを大事に

6.④納得行くまでアレンジ・修正してくれる

依頼をしているんだから、アレンジや修正は当たり前の仕事では?と思われるかもしれませんが、実は当たり前ではありません。多くの制作会社・サービスサイトは「修正は3回まで」「アレンジは2パターンまで」など決まっていることも多いのです。

制作会社側からすると、「無制限に受けていたらキリがない」ということもあると思います。しかし筆者の思いとしては、ロゴマークを作成する際には、是非納得いくまで作り込んで頂くと良いと思っています。納得できずに作ったロゴマークは、結局使わなくなってしまうからです。
制作会社によっては追加料金がかかるかもしれませんが、中には「無制限」で修正・アレンジしてくれる制作会社・サービスサイトもあります。探してみてください。

Point:納得行かないロゴマークは使わなくなってしまう

7.⑤ロゴマークの使い方まで考えてくれる

これはロゴマークを実際活用する上で大変重要です。理想のロゴマークができたらそれで終わりではなく、それをホームページや名刺、プレゼン資料に活用してこそロゴマークを作る意味があります。

ロゴマークの活用には、カラーモードやファイル形式など、活用用途に応じた知識が必要になります。良い制作会社やサービスサイトは、その部分までしっかり押さえているので、クライアントの利用方法に合わせて、カラーモードの設定やファイル形式を提案してくれます。
「印刷してみたら色が違う」とか「ホームページに使ったらロゴマークがギザギザになった」ということが無いよう、使い方までフォローしてくれる制作会社・サービスサイトを選びましょう。

※2021年2月10日更新情報※

別の会社に似たようなロゴマークを使われないように、使い方を考える際は商標登録の検討も併せて行うのがおすすめです。

Point:ロゴマークは活用してこそ意味がある

以上、失敗しないロゴマーク制作会社・サービスサイトの選び方について5つのポイントを紹介しました。良い制作会社・サービスサイトと出会えるといいですね。

8.まとめ

■ロゴマークを依頼する制作会社で失敗しないための5つのポイント
①明朗会計
修正内容と範囲・納品物・価格を明確にしているか
②デザイナーさんの質が高い
センス・技術に加えて経験とコミュニケーション力が大切
③コンセプト・ストーリーを大事にしてくれる
毎日見られ、目に入るロゴマークだからこそコンセプトを大事に
④納得行くまでアレンジ・修正してくれる
納得行かないロゴマークは使わなくなってしまう
⑤ロゴマークの使い方まで考えてくれる
ロゴマークは活用してこそ意味がある

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