タマルハウスのロゴマークに秘められた思いと参考になるポイントは？

画像引用元:タマルハウス公式HP

一生に一度の大きなお買い物の住宅。そんな住宅を建てるハウスメーカーを選ぶ際の第一印象になるかもしれないロゴマーク。

ロゴマークラボでは、これはデザイン性が高いと思うロゴをピックアップして、作成の際のポイントやストーリーをご紹介しています。

今回は鹿児島のハウスメーカー「タマルハウス」のロゴに注目してみましょう。

※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。

タマルハウスとは？

タマルハウスは2001年に設立された、鹿児島県を中心とした地元密着型の注文住宅会社です。

コーポレートメッセージは「しあわせ、たまる」。住まう人、集う人が「たまる」、しあわせが「たまる」家づくりを理念にしています。

ロゴマークのポイント

こちらのロゴマークは「人の縁（ゆかり）」を糸に見立てています。糸が束となり、重いものを引っ張る力を得るように、人が集まることでしあわせが集まる、つまり「たまる」家づくりを具現化したものだそうです。実際に、ロゴの上部は漢字の「人」のようにもみえます。

筆者が印象に残ったポイントは、「た」の下の箇所を丸にしている箇所です。そこだけで「たまる」と読めて面白い、なるほど！上手いなぁと思いました。よく見ると家の屋根が「人」に見えるのも面白いですね。

色使いはシンプルながらに、ひらがなを一文字デザインして認知性が高くわかりやすいロゴマークです。

ロゴタイプにも注目してみましょう

ロゴタイプは飾りがなくシンプルな文字を採用しています。書体ロゴの「O：オー」の中には暖かさが満ちていく様子を表現したそうです。

筆者は、文字自体は非常にシンプルで読みやすいと感じました。そんな読みやすいロゴタイプの「O」の文字のちょっとした工夫にデザイン性の高さを感じます。

全体的に白と黒のモノトーンでまとめてありますが、赤のアクセントがあることにより、印象に残りやすいロゴタイプになっているのではないでしょうか。

おわりに

今回はタマルハウスのロゴマークをご紹介しました。ひらがな、ローマ字、イラストとバランスよく詰め込まれ、しっかりと企業の理念や思いを込められた素晴らしいデザインのロゴマークだと筆者は感じました。

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