世界中で利用されているVISA。青い文字のVISAマークは、多くの人の記憶と印象に深く刻まれているロゴマークです。
ロゴマークラボでは、印象深いロゴマークの中から「知っておいてほしい!」「参考にしてほしい!」というものをピックアップし、そのポイントをご紹介しています。
今回はVISAのロゴマークを取り上げます。
画像引用元:VISA
VISAの歴史
VISAはアメリカで設立された、決済サービスの提供会社です。世界中で圧倒的な知名度をシェアを得た今も、「最も優れた決済方法を提供する」という理念を持ち続けています。
VISAのロゴマークの歴史
画像引用元:Meet Visa: Reintroducing the Iconic Visa Brand to Everyone, Everywhere
VISAのロゴマークは誕生時から複数回のリニューアルを経て、現在の形になりました。
旧デザインのVISAマークは、クレジットカードを思い起こさせるような長方形の枠線の真ん中にVISAの文字を配置。その文字の上下に、青と黄金色のラインを施しました。
青は空、黄金色は丘を意味し、設立地のカリフォルニア州の風景を表しています。
その後、外枠の線と二色のラインが取り外され、文字だけのデザインになりました。Vの字の一部に黄金色を使い、青と黄金色の二色を使う点は引き継がれました。
さらにその後、Vの字に使われていた黄金色がなくなり、ブランド名を青一色で表すよりシンプルなものに。ブランドシンボルとして2色のラインも復活させ、新たなブランドアイデンティティを示しています。
ロゴ作成の参考にしたいポイント
VISAのロゴマークで参考にしたいのは、視認性の高さです。
ビビッドな青は目につきやすく記憶に残る色です。青には空のイメージ以外にも、冷静や落ち着きを表すイメージを持ちます。また金融系商品を扱う上で大切な、信頼感を与えるといった効果も期待できる色です。
フォントは、どんなデジタルツールとも相性のいいカスタムフォントを採用しています。イタリック体には、強調させる効果がありますので、より強く印象に残したい時に使うといいでしょう。
読みやすさに対しての工夫だけでなく、文字の形やブランドカラーを大きく変えないことで、変わらない安心感を与えています。
おわりに
VISAのロゴマークを紹介しました。
誰が見てもわかるシンプルなロゴは、印象に残りやすく、他社との区別が簡単にできます。信頼感を与えるロゴは、企業イメージも向上させます。VISAを参考にして、読みやすく伝わりやすいロゴマークを作ってみてはいかがでしょうか。
参考:ロゴが変わってた!VISAがブランド刷新キャンペーンを展開|@DIME アットダイム
https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-210726.html
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