1.はじめに
野球やサッカーと並び、日本で人気のあるスポーツの一つがバスケットボールです。
公益財団法人日本バスケットボール協会によると、バスケットボールの国内競技者数は約62万人、チーム加盟数は約34,000にも上るそうです(2013年時点)。
この記事をご覧になっている方の中には、これから新たにチームを作る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
チームを作る際には、色々準備が必要ですよね。その中の一つがロゴマークです。ロゴマークがないチームもありますが、ロゴマークにはチームの目指す目標や設立時の想いなどを込めることができるため、できれば用意しておきたいところ。
ただ、ロゴマークを作った経験のある方は、おそらくあまりいらっしゃらないでしょう。それなら、世界のバスケットボールチームのロゴマークを参考にしてみては?
そこで今回は、世界のバスケットボールチームのロゴマークの中から、参考にしたいものをいくつかご紹介します。
Point:世界のバスケットボールチームのロゴマークから作成の参考になるものを探してみよう
2.日本のバスケットボールチームのロゴマーク
まずは日本のバスケットボールチームのロゴマークの中から、作成の参考になるものをご紹介します。
日本国内のバスケットボールチームのロゴマークは、設立地に関するモチーフを取り入れることが多いため、どちらかと言うと野球チームのロゴマークに近い作りになっていることが多いようです。
例えば長野県千曲市に拠点を置く「信州ブレイブウォリアーズ」には、雄大な日本アルプスが描かれています。また、兵庫県に拠点を置く「HYOGO STORKS」のロゴマークには、兵庫県の鳥に指定されているコウノトリや明石海峡大橋などが描かれています。
(画像引用元:プロバスケットボール bjリーグ公式ブログ)
(画像引用元:47NEWS)
国内でバスケットボールチームを作るなら、ロゴタイプをロゴマークに取り入れるとともに、設立地にまつわるものをモチーフに作るのが良いかもしれません。
Point:日本のバスケットボールチームのロゴマークは設立地に由来するものがモチーフに利用されていることが多い
3.世界のバスケットボールチームのロゴマーク
今度は世界のバスケットボールチームのロゴマークにも目を向けてみましょう。
今回は日本にもファンが多い、NBAのチームのロゴマークを見てみます。
NBAのロゴマークは、動物をモチーフにしたものか、バスケットボールをモチーフにしたものかのいずれかが多い傾向にあります。
例えば米国テネシー州を拠点とするメンフィス・グリズリーズは、クマのロゴマークが使われています。
またシカゴ・ブルズのロゴマークには名前にもなっている雄牛が使われており、どちらも頭部だけの迫力のあるデザインが特徴的です。
(画像引用元:J SPORTS)
(画像引用元:CAP専門店 ”KINGS” – 店長の部屋Plus+)
一方、ロサンゼルス・レイカーズやクリッパーズのロゴマークは、バスケットボールをモチーフにしたものが採用されています。
(画像引用元:Wikipedia)
(画像引用元:NBAドリームチームブログ)
海外のロゴマークの特徴を採用するなら、動物またはバスケットボールをモチーフにしたものが良さそうです。
Point:NBAのロゴマークは動物の頭部もしくはバスケットボールをモチーフにしたものが多い
どのようなロゴマークを作るかは、チームの意向を踏まえた上で決めることが大切です。今回ご紹介したロゴマーク事例が、その手助けになれば幸いです。
4.まとめ
■日本のバスケットボールチームのロゴマークは設立地にちなんだものをモチーフにすることが多い ■海外のバスケットボールチームのロゴマークは、動物の頭部もしくはバスケットボールをモチーフにしたものが多い |