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足さずに削ぎ落とす!ロゴマーク作成の考え方

足さずに削ぎ落とす!ロゴマーク作成の考え方

1.はじめに

ロゴマークを作ろう!という話になると、多くの方があれもこれもと多くのことを盛り込もうとします。
企業や商品を代表するマークを作るわけですから、たくさんの想いを盛り込みたいと思う気持ちはとても良くわかります。

しかし、実はたくさんのものを盛り込むのではなく、最小限まで削ぎ落とされたものこそ、洗練されたロゴマークなのです。
今回は、ロゴマーク作成の際に押さえておきたい「引き算」の考え方についてご紹介します。

Point:ロゴマーク作成の際に必要なのは「たさずに削ぎ落とすこと」。その理由は?

2.ロゴマーク作成の際に大切な「引き算」

ロゴマーク作成の際に陥りがちな落とし穴の一つに「盛り込みすぎる」ということが挙げられます。
企業を代表する商品や今後の目標、将来あるべき姿や社会的立場など、とにかくたくさんのことをロゴマークに盛り込みたいという方は少なくありません。
しかし、残念ながらロゴマークに情報を盛り込もうとすればするほど、ロゴマークはまとまりのないものになりがちです。
なぜなら、盛り込まれた情報の多くが関連性のないものだからです。

もちろん「企業の願い」という意味では、関連性は十分にあるのですが、それをデザインという形でどのように表現するかを考えた場合に、情報を精査しない状態で全ての情報を盛り込もうとすると、どうしても容量オーバーになってしまいます。
そうなると、結局何を伝えたいのかよくわからないものや、第三者に何も伝わらないロゴマークが完成してしまうことも少なくないのです。

ロゴマークを作成する際は、一旦ロゴマークに込めたい想いを全て卓上に上げた後、情報を精査していく作業が必要です。
この情報はロゴマークに盛り込まなくてもいい、この情報は盛り込んだほうがいいという情報の取捨選択を行い、本当に必要な情報意外を削ぎ落したものこそ、洗練されたロゴマークといえるのです。

Point:情報が精査された上で作られたロゴマークは、誰が見ても分かりやすく、洗練されたロゴマークであることが多い

3.引き算をするために大切なこととは

とはいえ、ロゴマークに盛り込む情報を精査するのはなかなか大変なもの。それが発案者に近ければ近いほど、思い入れが強くなるため、精査が難しくなります。
ロゴマークを精査したいなら、ロゴマーク作成経験の豊富なデザイナーや、ロゴマーケットのような、オーダーメイドも承っているロゴマーク販売サイトを利用するのがおすすめ。
彼らはその道のプロですので、何をそぎ落とし、何を残すのが良いかを経験的に熟知しています。初めてロゴマークを作るなら、こうした方に力を借りたほうがよいでしょう。

また、依頼する側も「とにかく盛り込むこと」だけを重視せず、精査するクセをつけることが大切です。
一方、自分たちだけでロゴマークを作成しようとしているなら、本当に必要な情報は何なのかを再度考えた上で作成に臨むよう心がけましょう。
こうした点を考慮するだけで、とてもステキなロゴマークが作成できるはずです。

Point:初めてロゴマークを作るならプロの力を借りるのがおすすめ。自分で作る場合は精査が大切なことを頭に入れて作成を行おう

4.まとめ

ユウ局員 ■洗練されたロゴマークを作成するためには、情報の精査(引き算)が大切

■たくさんの情報を盛り込もうとすればするほど、まとまりのないロゴマークが生まれてしまう

■初めてロゴマークを作るなら、デザイナーやロゴマーク販売サイトなどを利用し、プロに依頼するのがおすすめ
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