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1.はじめに
「超基本、最も分かりやすいロゴマーク作成3つの方法」でもご紹介したとおり、ロゴマーク作成の選択肢は以前に比べて多くなりました。その中の一つが、ロゴマーケットのようなロゴマーク販売サイトで購入するという方法です。
サイト内にはあらかじめ、いくつかのロゴマークが用意されており、その中から気に入ったものを購入できるという仕組みは、コンペ型やオーダーメイド型に比べて、購入しやすい方法だと言えます。しかし、既に形ができている分、深く考えずに購入してしまうことにもなりかねないため、後で「高い買い物をしてしまった…」と後悔することにもなりかねません。ロゴマーケットとしても、お客様に納得してロゴマークをご購入頂きたいと考えていますので、こうした後悔を避けるためにも、ぜひ今回の記事をお読みいただけると幸いです。
ということで今回は、ロゴマーク販売サイトを利用する前に知っておきたいポイントを3つご紹介します。
Point:ロゴマーク販売サイトを利用する場合のポイントを3つご紹介
2.ロゴマークを通して何を伝えたいかを決めておこう
ロゴマークは持つことに意味があるのではなく、ロゴマークを通して、何を伝えるかというところに意味があります。ロゴマーク販売サイトには、デザイナーによって作られた、完成度の高いロゴマークが並んでいます。しかし、デザイン性の高いものが、イコールいいロゴマークになるかといえば、決してそうではありません。ロゴマークを通して何を伝えたいのかを明確にせず、なんとなく形やデザインで選んでしまうと、結果としてあまり企業や商品に馴染まないこともあります。
ロゴマークを選ぶ際には、今一度「なぜロゴマークを購入するのか」「ロゴマークを通して何を伝えたいのか」を明確にした上で、よりしっくりくるものや、考えに近いデザインを選ぶようにしましょう。
Point:ロゴマークはデザイン性の高さだけでなく、伝えたいことや考えが近いものを選ぼう
3.価格にとらわれず、伝えたい想いがより多くの人に伝わるロゴマークを選ぼう
前述のとおり、デザイン性の高いものが、イコールいいロゴマークになるとは限りません。これは同時に、価格によってロゴマークの価値が決まるわけではないことを表しています。この考えは「ロゴマークのクオリティと料金の関係に迫る」のコラム内でもご紹介したとおりです。
ロゴマークは伝えたい思いや考え、ブランディング戦略を考慮した上で選ぶものです。場合によっては、価格の安いものがしっくりくることもあるでしょう。また、ロゴマーケットで行っているアレンジサービスを利用して、販売しているロゴマークをアレンジすることで、より求めていたものに近いロゴマークを得られることもあります。
もちろん、価格が高いことには理由があります。ただ、ロゴマークは価格ではなく、何を伝えたいかが重要です。
伝えたい想いを再現するために、修正や打ち合わせを重ねた結果、ロゴマークの価格が高くなることはありますが、価格が高いものを買えばどんな企業にもしっくり来るというわけではありません。
価格にこだわらず、ロゴマークを通して何を伝えたいか、どんなブランディング戦略を掲げたいかを明確にして、その想いに近いロゴマークを選んでください。
Point:ロゴマークは価格ではなく「伝えたい想いがより多くの人に伝わるかどうか」で価値が決まる
4.できるだけ多くの人に評価してもらおう
ロゴマークを検討するなら、少なくともご自身以外の方にも見てもらい、良し悪しを判断してもらうようにしましょう。
ロゴマークを選んだ本人がこの上なく素晴らしいロゴマークだと感じても、客観的に見れば意図が伝わりにくいロゴマークになっていることも少なくありません。ロゴマークの価値を決めるのはユーザーですから、できるだけユーザーに近い人に、ロゴマークの評価を聞いてみましょう。できれば、一旦第一印象を聞いた上で、伝えたい想いや戦略を伝え、その意見を聞いた上でさらにどう思ったかというところまで聞くことができると、なお良いロゴマークが出来上がるでしょう。
Point:ロゴマークの価値を決めるのはユーザー。客観的にロゴマークを評価してもらおう
5.まとめ
■ロゴマークは「見るものに何を伝えたいか」「何を感じて欲しいか」で決める ■デザイン性や価格の高さではなく、求めているものに近いかどうか、思いがより多くの人に伝わるかどうかで決める ■できるだけ客観的な立場の人に見てもらい、ロゴマークを評価しよう |