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企業の成り立ちを伝えるロゴマーク | SHELL(シェル)

企業の成り立ちを伝えるロゴマーク | SHELL(シェル)

(画像引用元:Shell in Japan

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、ガソリンスタンドの「昭和シェル」として古くから人々に親しまれているエネルギー企業「SHELL(シェル))」のロゴマークを取り上げます!

1.SHELL(シェル)の歴史とロゴマークの由来

もともとは、アンティークや東洋の貝殻、貝細工などを取り扱っていたマ-カス・サミュエル氏の店舗を起原としているシェル。これがシェルの名前、そしてロゴマークの由来のひとつだと言われていますが、他に共同経営者だったグレアム氏の家紋から由来していると言う話もあります。

多方面への事業展開を果たしたマ-カス・サミュエル氏率いるサミュエル商会は、1900年に石油事業を独立させます。この頃に初めてシェルのロゴマークが生まれます。

企業の成り立ちを伝えるロゴマーク | SHELL(シェル)
(画像引用元:Shell in Japan

現在使用されているロゴマークは、ホタテの貝殻がモチーフになっていますが、実は誕生直後のシェルのロゴマークはムール貝がモチーフになっていました。

ムール貝がホタテの貝殻に変わったのは、誕生から4年後のこと。その後シェルのロゴマークは少しずつ形を変え、1948年には初めてカラーバージョンが登場し、現在と同じ赤と黄が使われたロゴマークがお目見えします。

この配色が用いられた理由については諸説ありますが、当時乱立していたガソリンスタンドのマークとして目立つものであることや、嫌味にならない色であることなどが理由になっているようです。1971年には、デザイナーのレイモンド・ローウィ氏によってより親しみやすいデザインに変更され、ほとんど形を変えることなく現在も使用されています。

企業の成り立ちを伝えるロゴマーク | SHELL(シェル)
(画像引用元:Shell in Japan

今では社名を見なくとも、このマークを見れば「シェルだ」と認識されるまでに浸透したシェルのロゴマーク。ホタテをモチーフにして100年以上、カラーリングに赤と黄が採用されてから半世紀以上使用されている理由は、その愛される形や目立つ配色にあるのかもしれません。

※参考サイト
シェルのロゴの歴史(Shell in Japan)
※参考書籍
ロゴライフ 有名ロゴ100の変遷(著:ロン・ファン・デル・フルーフト)

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