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さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断！粋なロゴマーク」。
今回は、人気スポーツカーとしてその名を轟かせる「トヨタ 86」のロゴマークを取り上げます！
1.トヨタ 86の歴史とロゴマークの由来
トヨタ86はTOYOTAと富士重工業（スバル）との共同開発によって誕生したスポーツカーで、トヨタブランドとしては実に5年ぶりに発表されたということもあり、当時大きな話題となりました。
若者のクルマ離れが叫ばれる昨今、車を運転することの楽しさ、車を育てることの楽しさを若者に伝えたいという想いから、開発が進んだ商品の一つです。名前の由来は、1983年に発売され、現在もコアなファンを持つAE86型カローラレビン・スプリンタートレノ、別名ハチロク。そのため若者だけでなく、当時ハチロクを愛した40代〜50代もターゲット層となっています。
そんなトヨタ 86のロゴマークがこちら（画像左）。
（画像引用元：TOYOTA）
80年代を感じさせるクラシカルなロゴマーク、その中には「86」という数字が描かれているのがわかります。クラシカルなロゴマークになっているのは、おそらく名前の由来にもなっているハチロクの雰囲気を継承しているからだと考えられます。
また、このロゴマーク、よく見てみるとドリフトしているタイヤの様を表しているようにも見えませんか？
前述したとおり、トヨタ 86は走る楽しさや、車を育てる楽しさを伝えるために開発された車です。そのため、トヨタ社内でスポーツカーを所有する少人数のスタッフの要望を取り入れながら開発を行うという、従来のトヨタの車両開発とは異なるプロセスを踏んで作られています。まさに、スポーツカーを愛する人たちによって作られた、スポーツカーを愛するユーザーたちのための車だと言えます。
ドリフト走行は、車のカッコイイ走り方の代名詞とも言えるもの。スポーツカーだけでなく、車を愛するすべての人にとって、トヨタ 86もそんな存在であってほしいという、開発者たちの熱い思いが込められているのかもしれません。
次に街中でトヨタ 86を見た時には、開発者やユーザーの熱い想いが感じられるかも？
※参考サイト
トヨタ 86（TOYOTA）
