画像引用元:絵本を届ける運動 | 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
シャンティ国際ボランティア会は、本を通した学びが生きる力、そして未来を拓く力になるという理念のもと、世界に絵本を届ける運動を行っています。
ロゴマークラボでは、企業や団体のロゴマークをシリーズで紹介しています。団体の活動理念や活動内容を表すロゴマークから、そこに込められた思いと、参考にしたいポイントを見つけることができるでしょう。
今回は、シャンティ国際ボランティア会の活動の1つである「絵本を届ける会」のロゴマークを取り上げます。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
絵本を届ける運動の歴史
本は私たちに知らない世界を教えてくれます。絵本を読むことで、厳しい環境で暮らす子どもたちに生きる力を身につけ、未来を自らの手で切り拓いていける力を育んでほしいという思いから、日本から世界へ絵本を届ける活動を行っています。
参考:絵本を届ける運動 | 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
絵本を届ける運動のロゴマークの特徴
絵本を届ける運動を広めるために作成されたロゴマークは、たんぽぽの綿毛をモチーフにしています。綿毛が地面におりたち、芽を出しやがて花を咲かせるように、絵本が種となり、子どもたちの未来を豊かにすることを表したシンボルマークです。
シンプルにわかりやすく、団体そのもののロゴとの親和性も考慮された結果、全職員の多数決で決定したロゴだそうです。
参考:“絵本を届ける運動” ロゴマークを制作 | お知らせ | 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
ロゴ作成の参考にしたいポイント
絵本を届ける活動ですが、絵本ではなく、タンポポの綿毛をモチーフに選んだ点に注目しましょう。絵本を使った方がわかりやすいかもしれませんが、綿毛にすることで、想像力が膨らみます。綿毛を広げることで、本を広げた形を表しているのも特徴的です。
活動内容よりも活動理念を伝えるモチーフ選びは参考にしたいポイントです。
形も色もとてもシンプルなロゴですが、世界中の人に伝わりやすいという利点があります。
職員の多数決でロゴマークが決まったというプロセスにも注目したいですね。世界中に「種=絵本」を届けたいという職員の思いが形になったロゴマークです。
絵本を届ける運動のロゴマークをご紹介しました。モチーフの選び方にこだわり、シンプルで伝わりやすいロゴ作りは参考になります。
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