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コロナ禍で注目も!?製薬会社のロゴマーク、あれこれ

昨今のコロナ禍により注目される機会が多くなった製薬会社。今回はデザインの由来やモチーフも気になる5社のロゴデザインをピックアップします。

画像引用:Unsplashhttps://unsplash.com/

アステラス製薬

「アステラス(astellas)」の由来は、ラテン語、ギリシャ語、英語でそれぞれ「星」を意味する「ステラ(stella)」「アスター(aster)」「ステラー(stellar)」によって「大志の星=aspired stars」「先進の星= advanced stars」を表現したもので、日本語の「明日を照らす」にもつながっており、最先端の医薬品で、健康を願う人すべてに、明日への希望をもたらし、日本発のグローバル製薬企業として発展していくという思いが込められています。
未来に向かって進む美しく輝く星を表すデザインを採用し、“フライング・スター”と名付られています。
信頼に裏付けられた最先端の科学技術と斬新な洞察・見識で、健康を願う人すべてに、希望と高揚感をもたらし、新時代を照らしてゆく、という同社の企業姿勢を表現したデザインです。

大塚製薬

大塚の「O」をモチーフにしたシンボルマーク。
「大きなO」は人々の頭上に広がる青空のイメージで、『開放感』、『自由』、『知性』、『未来』を表す Otsuka BLUE のグラデーションで深みと広がりを持たせています。
「小さなO」はその根源となる大塚グループのエネルギーです。
大きさの異なる二つの形がバランスを保ち、ソフトで親しみのある Otsuka の文字との組み合わせで「人間の健康で幸せな空間と、それを支える大塚グループのエネルギッシュな活動」を表現するデザインとなっています。

画像引用元:大塚製薬

塩野義製薬

分銅マークがモチーフのシンボルマーク。分銅は「正確」「正直」「信頼」の象徴です。
その分銅マークをSHIONOGIを象徴するアイデンティティとして進化させたデザインです。
多様化する人々の健康ニーズに合わせ、140年を超える歴史から、受け継いでいくべき⼤切なものを残しつつ、社会に必要とされる企業へと変化していく象徴としています。

画像引用元:塩野義製薬

第一三共

全体の円形は、神秘的な生命の輝きを感じさせる美しい地球を表しており、上部の優しい形は柔軟な知性と創造性を、下部のしっかりした大きな円弧は信頼感と使命感を表しています。
両手で包み込まれたような白い空間はいきいきとした生命を表していると同時に「命の大切さ」と「いとおしさ」を意味しています。
ブランドカラーのブルーはこれまで培われてきた製薬会社の「信頼性・使命感・責任感」を、黄色から緑の階調は生命のいきいきさを表すと同時に独自の研究による「創薬」をも意味しています。

画像引用元:第一三共株式会社

中外製薬(ロシュグループ)

注射薬のアンプルを真ん中に、化学記号のベンゼン核がこれを取り巻く、中外の「中」を象徴したデザインと、“面”としての訴求力を強めるため、「CHUGAI」の文字を配して、社章としての意味づけを確立したデザイン。
コーポレートカラーのブルーは「海の色(母なる海、命を、その根源まで深く見つめて新薬を開発していきます)」「空の色(大空を自由に羽ばたくように、創薬の無限の可能性を追い求めていきます)」「地球の色(この星に暮らす全ての人のいのちをグローバルな視野で見守っていきます)」を表現しているそうです。

画像引用元:中外製薬

身近なロゴマークにも歴史や興味深い由来がありますね。デザインの参考やヒントになる要素がたくさん詰まっています。「製薬会社のロゴマークあれこれ」次回もお楽しみに!YA

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