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2022年に50周年を迎えた企業の周年記念ロゴマーク

50周年記念

2022年に創業から50年という節目を迎える50周年記念企業は全国で2万2945社あり、周年記念の年数の中では50周年を迎える企業が最多なようです。(帝国バンクデータ)

50という年数で考えてみてみると、結婚50年日の記念日のことは金婚式といい「金色の輝きを得た豊かさ」といった意味が込められています。また、明治大正時代の平均寿命は44歳前後と言われていたそうで、企業の50年の歩みというものはかつての人の平均寿命よりも長く、並大抵の苦労では語り切れない部分があることと思います。

企業が50年の歳月を振り返る記念として、今回は50周年記念ロゴマークを特集したいと思います。

参考サイト:お誕生日新聞「日本人の平均寿命の移り変わりと長寿祝いの歴史」、GIFT CONCIERGE「銀婚式・金婚式とは?何年目を指す?大切な節目のプレゼント」、帝国バンクデータ:特別企画:全国「周年記念企業」調査(2022)

DAISOの50周年記念ロゴマーク

DAISOロゴマーク

画像引用元:POOL inc.公式HP

2022年3月で創業50周年を迎える株式会社大創産業は創業以来、「自由な発想で、楽しさと豊かさを提供し続ける」を企業理念に掲げお客様の生活を豊かにすることを追求してきた会社です。日本には約3300店舗、世界には26カ国に約2000店舗の100円ショップ「DAISO」を運営しています。みなさんも一度は店に足を運んだことがあるのではないでしょうか?

そんないつもお世話になっているDAISO50周年のスローガンは「SO HAPPY! 50」感謝を込めてお客様の「HAPPY!」に寄り添います。50周年記念のロゴマークは、そのスローガンも添えられたこちらのデザインとなっています。

DAISO50周年記念ロゴマーク

画像引用元:DAISO公式HP

下部にあるハートの形は感謝を、50の0の文字はコイン型となっており、大創産業の原点であるワンコインで広がる楽しさを表現しているそうです。100円ショップを運営しているDAISOならではの記念ロゴマークですね。

DAISO 50th ANNIVERSARY特設サイト

画像引用元:DAISO 50th ANNIVERSARY

こちらは50周年記念特設サイトです。記念のトートバック販売や商品総選挙などDAISOは50周年スペシャル企画として、たくさんのイベントも行っています。

 

ロッテリアの50周年記念ロゴマーク

 

ロッテリア50周年ロゴマーク

 

1972年の2月9日に設立されたロッテリアも50周年を迎えます。ロッテのカフェテリアを省略して「ロッテリア」となったようです。みなさんご存知でしたか?当時はロッテのアイスを売るためのアイスクリーム屋さんとして企画されたものだったようです。そんなロッテリアの50周年記念のロゴマークは0の文字がハンバーガーになっている、ナイスアイデア!なデザインです。ファストフードのリーディングカンパニーとして業界をリードしてきたロッテリアならではの周年ロゴマークですね。

ロッテリア50周年特設サイト

画像引用元:ロッテリア50th特設サイト

こちらは特設サイトです。ロッテリアのロゴカラー赤と黄色を基調としたサイトで、1972年から現在に至るまでのロッテリアの歩みが紹介されています。「50のバガる、カフェる。」として新商品やキャンペーンなどさまざまな取組みがみられています。

アルペンの50周年記念ロゴマーク

愛知県名古屋市に本社を置く、日本のスポーツ用品販売店であるアルペンも2022年7月に50周年を迎えました。はじまりは15坪の小さなスキーショップからということでしたが「スキーといえばアルペン」と連想されるほど、その後飛躍的な成長を遂げました。そんなスキーのイメージが強いアルペンさんですが、実はスポーツ全般にアウトドア、ゴルフなどの会社も展開しているんですね。この春にも新宿に「Alpen TOKYO」が誕生しています。

アルペン50周年記念ロゴマーク

画像引用元:Alpen Group Magazine

そんなアルペンの周年ロゴマークはシンプルな50の文字に三角形のマークが施されたデザイン。こちらは諸説ありますが、山やアルファベットのAを象徴しているようです。1990年代後半によく見かけたアルペンの看板も特徴的な三角形の形をしていましたね。

アルペンの三角形の看板

画像引用元:foundia「スキーショップの「アルペン」あの看板が居抜き店舗でも上手く活用されていた!

懐かしい三角形の看板です。この三角形が見えるだけで「あ、アルペン」と認識できたものです。今ではあまり見かけなくなってしまったこちらの看板ですが、リメイクされ他の看板となって現在も使われているものもあるようで、そちらをネタにした笑い飯の哲夫さんの「元アルペン講座」がアルペン50周年のコラボ企画として公開されていました!(※現在は公開終了しています。)

モスバーガーの50周年記念ロゴマーク

モスバーガーは1972年にわずか2.8坪の小さなお店からスタートしています。名前の由来はMOS(モス)のMがマウンテンの頭文字で山のように気高く堂々と、Oがオーシャンの頭文字で海のように深く広い心で、Sはさんで太陽のように燃え尽きることのない情熱を持ってという意味だそうです。なかなか深い意味がありますね。
参考サイト:ウィキペディア「モスバーガー

モスバーガー50周年ロゴマーク

画像引用元:モスバーガー50周年サイト

モスバーガーの周年ロゴマークはロゴカラーの赤一色でデザインされており、丸みを帯びた5の文字に0の文字の中央の部分からはキャラクターの「リルモス」が手を添えて挨拶をしているようなかわいらしく、親しみの感じられるロゴマークです。

リルモス

画像引用元:モスバーガー50周年サイト

リルモスは50年目の新キャラクターで身長は123cm、31.2kg、赤いシルクハットが宝物という細かい設定まであります。特技や好きなこと、やってみたいこと等も公表されており今後ますます登場して楽しませてくれそうですね。誕生日は3月12日のモスの日となっています。

モスバーガー50周年特設サイト

こちらは50周年記念サイトです。シンプルでハンバーガーとロゴが引き立っていますね。この他にもモスバーガーは1号の場所であった現在の成増店を期間限定ではありますが「なりもす店」という名前に変更したり、50周年の記念商品の販売をしたり、東武鉄道とコラボして成増駅が「なりもす駅」になったり(期間限定)、ともに50周年を迎えた新日本プロレスとコラボした「きんにくバーガー」を販売したりもしました。

まとめ

50周年記念のロゴマークはいかがでしたでしょうか?
周年記念は社員に対しては歴史を知ってもらうことで愛社精神を育んだり、仕事にやりがいを持ってもらったりとモチベーションアップに繋がりますね。また、一つのイベントを共に成し遂げることで、チームワークや一体感といった結束力が生まれるきっかけにもなりえます。一方でお客様や取引先など外部の方に対しては、これまでの感謝の気持ちを伝える機会になるでしょう。
いろいろな企画やイベントを行うことで、節目の年を盛り上げ次へと繋げていくためにも周年記念のロゴマークは大切な役割を果たしているといえるでしょう。

100周年記念のロゴマークについては「2022年に100周年を迎えた企業の周年記念ロゴ5選」の記事をご参照下さい。FS

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