1.はじめに
「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコの無形文化遺産に登録されたのは2013年のこと。今後国が観光業に力を入れていく中で、この「和食」を観光の目玉の一つとして取り上げていくのは、おそらく間違いないでしょう。
そこで今回は、和食に関する数あるロゴマークの中から、訪日外国人にも愛されそうな和食に関するロゴマークを2つご紹介します。
Point:訪日外国人に愛されそうなロゴマークとは
2.和を感じるものとの組み合わせが美しいロゴマーク
和食に関するロゴマークを作成するなら、訪日外国人が和を感じる他のものと一緒にロゴマークをデザインすることも大切です。
例えば宮崎県にある室内庭園和食ダイニング「わおん」のロゴマークには、日本らしい丸いお盆に乗った和食と、美しい金魚のシルエットがデザインされています。
(画像引用元:わらしべグループ)
店内に池があり、そこにかつて鯉に混じって金魚が生きていたというエピソードから生まれたデザインとのことですが、日本らしい朱色がうまく使われた、とてもステキなロゴマークではないでしょうか。
また、ロゴタイプの「わおん」と「WAON」がそれぞれ違ったタッチでデザインされているところも、洗練された感じを受けますね。
Point:日本らしいアイテムを上手く組み合わせてロゴマークを作成しよう
3.日本らしい毛筆テイストのロゴマーク
日本らしいロゴマークと聞くと、皆さんはどんなデザインを想像しますか。人によって想像するものはさまざまだと思いますが、毛筆でデザインされたロゴマークも、日本らしい雰囲気を持つもののひとつではないでしょうか。
新潟県にある石地わさび園のロゴマークは、毛筆で書かれたような日本らしい目を引くロゴマークです。
(画像引用元:日本海 石地わさび園)
わさびはなかなか訪日外国人には受け入れられにくいアイテムですが、この力強いロゴマークを見ると、ついつい立ち寄ってみたくなるかもしれません。立ち寄ってもらえれば、改めてその良さに気づいてくれるかもしれませんし、実際に口に入れなくても、その栽培方法などを知れば、SNSなどでつぶやいてくれるかもしれません。
ロゴマークは立派な広報アイテム。足を運んでくれるきっかけになるようなデザインに仕上げることも大切です。
Point:日本らしい目を引くデザインで、まずは足を運んでもらうきっかけをロゴマークで作ろう
4.まとめ
■和を感じるものと組み合わせてデザインしてみる ■毛筆テイストのデザインで目を引くロゴマークに |