画像引用元:PR TIMES
国内外で注目されているさまざまなロゴマーク。多くの人の記憶と印象に深く刻まれるのには、実は理由があります。
その「理由」を知らないと、ロゴマーク作成で損をする可能性があるかもしれません。
そこでロゴマークラボでは、世の中に出回っているロゴマークの中から、皆様に「作成する上でこれは知っておいてほしい!」「参考にしてほしい!」というものをピックアップし、そのポイントをご紹介しています。
今回はココナラのロゴマークを取り上げます!
ココナラのロゴマークの歴史
ココナラは、「みんなの得意を売り買い」がキャッチフレーズのスキルマーケット会社です。自分の得意(技術、経験、知識)を商品として出品したり、逆に誰かの得意を商品として買ったりできます。
利用者数の増加や出品サービスの多様化を理由に、2021年8月、ココナラはロゴマークをリニューアルしました。旧デザインから新デザインへ、以下のように変わりました。
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ロゴ作成の参考にしたいポイント
新デザインにおけるロゴの注目ポイントは「多様性」と「信頼感」の表現です。
以前のロゴマークは、青、緑、ピンクの3色を用いたデザインによって「親しみやすさ」や「カジュアルさ」が表現されていました。
しかし、ココナラの特徴は親しみやすさやカジュアルさだけではありません。ビジネスでの利用に限らず、ビジネス以外のサービスとマッチングできることも特徴の一つです。
ココナラがサービスを提供し始めた当初は15種類だったカテゴリー数が、今では450種類にまで増加しています。その結果、ビジネスの問題から日常の小さな悩みまで、あらゆる課題を解決できる場所になっているのです。
そうしたココナラらしさを反映したのが、新デザインです。
もともとの親しみやすさやカジュアルさは残しながらも、「豊富なカテゴリーがあり、多様なユーザーが利用している」という多様性と、「どんなサービスでも売り買いできる」という信頼感がイメージできるデザインに仕上がっています。
多様性をカラー数で表現
多様性の表現で着目してほしいポイントが使用カラーの数です。旧デザインでは3色だったものが、新デザインでは6色と増えています。
色は視覚的に違いがわかりやすいため多様性を表現するのに効果的な方法です。新デザインでは、カテゴリー数やユーザー層の広さといった多様性を増やした色で表現しています。また、見て楽しくなるようなカラフルな色使いは、カジュアルさや親しみやすさを演出するのにぴったりです。
さらに、色と色が交わると違う色に変わりますが、サービスの出品者と購入者の出会いによって作られる新しい可能性を、色の交わりで表現していることもポイントです。
文字にはボールド体を使ってどっしり感を出しつつも、全体的な丸みをアップさせることで信頼感と親しみやすさを感じられるようにデザインされています。
このように、親しみやすさやカジュアルさの表現だけでなく、多様性や信頼感をイメージさせる要素が新デザインの随所に詰まっていました。「あらゆる人の可能性を応援する」というココナラのコンセプトが反映されたデザインだといえるでしょう。
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