1.はじめに
旅行や仕事での出張の際などに利用することも多い飛行機。最近では充実した商業施設や映画館、映画館などが併設されていることもあり、空港を訪れるのが楽しみな方も多いのではないでしょうか。
このような施設面や路線などに目が行きがちな空港ですが、実は他にも注目すべきポイントは多々あります。その一つがロゴマークです。
一般の方にはあまり知られていませんが、多くの空港ではそれぞれの良さや売りを表したロゴマークを作成しています。中にはなるほどと思わせる、素晴らしいものも数多くありますので、航空関係にかかわらず、これからロゴマークを作成するならそのアイデアをチェックしておきたいところ。
そこで今回は、日本の空港のロゴマーク事例をご紹介します。
Point:素晴らしいアイデアが盛り込まれた空港のロゴマークをご紹介
2.地元をアピールしたロゴマーク
まずご紹介するのは、山形県東根市にある山形空港のロゴマークです。
(画像引用元:山形空港)
山形の名物の一つであるさくらんぼをモチーフにし、飛行機が山形から飛び立つさまをイラストにしています。ロゴマークだけでも空港の場所がわかりやすい素敵なロゴマークですね。
ちなみに山形空港では愛称ロゴも作成しています。「おいしい山形空港」という愛称のロゴマークには、三つ星と舌を出した飛行機のイラストが使われています。「見事だ」という意味も含まれている「おいしい」という言葉を使い、食だけでなく山形全体の魅力をアピールした素晴らしいキャッチフレーズが使われたものですので、こちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
(画像引用元:山形空港)
地元をうまくアピールしたロゴマークといえば、以前『こんな宣伝方法もあり?ハバロフスク空港の「空飛ぶクマ」ロゴ』という記事でもご紹介した富士山静岡空港のロゴマークも素晴らしい作品の一つ。
(画像引用元:富士山静岡空港)
ロゴマークに使用されている八角形は、実は富士山を上から見たもの。飛行機に乗らないと見ることができない地元の名所を、うまく取り入れた素晴らしい事例だと言えます。
空港にかかわらず、地元のものをアピールしたいときには、こうした事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。
Point:空港ロゴマークは地元をうまくアピールしたロゴマークが多い
3.その他にもこんな素晴らしいロゴマークが!
その他にも、日本にはさまざまな空港ロゴマークがあります。
例えば福岡県北九州市にある新北九州空港のロゴマークは、「北」という漢字と飛行機の翼をモチーフにして作られたものが採用されています。
(画像引用元:LOGO ONE MONOLOG)
空港という特性と地域の名前をうまく使った素敵な作品です。
また山口県の岩国錦帯橋空港のロゴマークには、地元にある日本三名橋の一つである錦帯橋のアーチをモチーフにしたロゴマークが作成されています。
(画像引用元:みんなの空港新聞)
このアーチは錦帯橋だけでなく、山口県の「山」と飛行機の翼、そして今まさに花開こうとしている(開港しようとしている)様子なども表しているそうです。
空港といえば飛行機、と言うイメージが強いですが、空港のロゴマークは飛行機だけでなく、立地や地名などをうまくモチーフとして扱った、素敵なロゴマークが多いようです。
これからロゴマークを作成するなら、あなたの地元の空港ロゴマークが良いヒントになるかもしれませんよ?
Point:空港ロゴマークには素晴らしいものがたくさんあるので要チェック
4.まとめ
■日本の空港ロゴマークは地元をうまくアピールした素晴らしいロゴマークが多い ■航空関係にかかわらず、地元をアピールするロゴマークを作成したいときには、空港ロゴマークを参考にしてみては |