(画像引用元:GIGAZINE)
さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、日本を代表する企業の一つである「日清食品」のロゴマークを取り上げます!
1.日清食品の歴史とロゴマークの由来
日清食品が生まれたのは、戦後間もない1948年のこと。当初は中交総社という名前で創業を開始しました。創業者は即席麺の開発者でもある安藤百福氏。1958年にチキンラーメンを、1971年にはカップヌードルを発売し、現在では世界的な人気を誇っています。
カップヌードルについては、翌年の浅間山荘事件の映像をきっかけに、認知度が急上昇。日本の食品業界に大きな衝撃を与えたことも、よく知られています。
そんな日清食品が、2015年8月現在使用しているロゴマークといえば、まるで丼のような形をしたこちらのロゴマーク。
(画像引用元:GIGAZINE)
このロゴマークには、食に関する同社のさまざまな想いが込められています。丼のように見えるこの形は「リップマーク」と呼ばれており、名前の通り人の唇を表しているそうです。笑った口元を表すこのロゴマークは、食によって人々に笑顔をもたらしたいという想いが込められています。
また、地球を半分にした形(半円形)ということで、「地球や社会の半分は食で成り立っている。その半分を支えていく」という想いも込められているそうです。
「食」は私たちの命を支えるものです。だからこそ、ロゴマークは他の業種以上に、誠実かつ意味のあるものでなければならないのかもしれません。日清食品のロゴマークからは、企業理念だけでなく、食を通して企業が果たすべき使命のようなものを感じずにはいられません。
※参考サイト
NISSIN STYLE