ロゴマークラボ | ロゴを制作する上で知っておくと役立つ情報を発信!

架け橋を表すロゴマーク | RECRUIT(リクルート)

架け橋を表すロゴマーク | RECRUIT(リクルート)

(画像引用元:リクルートホールディングス

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、出版から人材派遣まで、さまざまな事業を展開する「RECRUIT(リクルート)」のロゴマークを取り上げます!

1.RECRUIT(リクルート)のロゴマークの歴史と由来

リクルートホールディングスの前身となる「大学新聞広告社」が生まれたのは1960年のこと。当初は大学新聞の広告代理店としてスタートしましたが、1970年代以降は転職雑誌や海外旅行雑誌の発行などの出版事業を始めとした新規事業にも力を入れていきます。
しかし、1988年に戦後最大の企業犯罪と言われたリクルート事件が発覚し、それまで使われていたカモメのロゴマークは、リクルート本体から姿を消すこととなります。

架け橋を表すロゴマーク | RECRUIT(リクルート)
(画像引用元:常盤工業

しかしその後、世間の信頼を取り戻すべく尽力・奮闘したリクルートは、徐々に世間からの信頼を獲得。企業としてさらなる成長を果たし、2012年にグループ体制を大幅に変更します。持株会社制に移行したこの年をリスタートの年とし、新しいロゴマークを発表するに至ります。

架け橋を表すロゴマーク | RECRUIT(リクルート)
(画像引用元:リクルートホールディングス

冒頭に描かれている青のシンボルマークは、人と機会、今と未来、そして世界への「架け橋」を表しており、さまざまな出会いをリクルートホールディングスが人々に届けていくという想いが込められています。
丸みのあるフォントは、「一人ひとりにサービスを届ける」という、血の通ったサービスを提供したいという想いが表れたもの。
さらにこのロゴマークの素晴らしいところは、「RECRUIT」の文字色にも想いが込められているところ。一人ひとり違った個性や性格、想いを持つお客様に対し、「百人百色」のサービスを提供するという意味を込め、どの色にもなじむ色が採用されているそうです。

2014年には一部上場を果たしたリクルートホールディングス。その躍進への想いや、お客様に対するサービスへのこだわりが伝わるロゴマークではないでしょうか。

2.海外で使われているRECRUIT(リクルート)のロゴマーク

ちなみに海外では、以下のようなロゴマークが使用されています。

架け橋を表すロゴマーク | RECRUIT(リクルート)
(画像引用元:リクルートホールディングス

「RGF」とは、2009年以降海外で使用されているコーポレートブランド名のこと。これは「Recruit Global Family」を表しているそうです。
海外に対しても、同じ想いを届けたいという気持ちがよく伝わるロゴマークですね。

※参考サイト
新リクルートロゴを決定!新たな経営体制への移行に合わせ、10月より使用開始。(リクルートホールディングス)
グローバルブランドRGFとは(リクルートホールディングス)

*** こんなロゴマークの記事も人気です ***

ペンギンじゃない!意外な生物だったロゴマーク | CHUMS(チャムス)
成り立ちを表すロゴマーク | ローソン
イニシャルじゃないロゴマーク | McDonald(マクドナルド)

あなたのお店や企業・チームのロゴマークを紹介させてください!

皆さんの会社やチームのロゴマークには、どんなストーリーがありますか?作成ポイントと合わせて、ぜひロゴマークラボへお寄せください!

ロゴマークラボの「独断!粋なロゴマーク」内および公式Instagramにて紹介させていただきます。

投稿方法

Instagramで「#ロゴマークラボ 」をつけてご投稿ください。皆さんに共有したいと思ったロゴマークについては、当サイトから投稿アカウントへDMをお送りいたします。

キャプションに
・ロゴマークを使用している会社・チーム名
・ロゴマークに込めた思い
・作成の際に苦労した点、工夫した点

などを記載いただくと採用されやすくなりますよ!

ページTOPへ戻る