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Sansanロゴマークに秘められた思いと参考になるポイントは?

Sansanロゴマークに秘められた思いと参考になるポイントは?

画像引用元:Sansan株式会社

国内外で注目されているさまざまなロゴマーク。多くの人の記憶と印象に深く刻まれるのには、実はさまざま理由があります。

その「理由」を知らないと、ロゴマーク作成で損をする可能性があるかもしれません。

そこでロゴマークラボでは、世の中に出回っているロゴマークの中から、皆様に「作成する上でこれは知っておいてほしい!」「参考にしてほしい!」というものをピックアップし、そのポイントをご紹介しています。

今回はSansanのロゴマークを取り上げます!

Sansanのロゴマークの歴史

Sansanは、法人向けおよび個人向けのクラウド名刺管理サービスを提供している会社です。2007年の創業時は三三株式会社でしたが、2014年に現在のSansan株式会社に社名が変更されました。

「San」の由来は、人を呼ぶときの敬称である「~さん」です。○○さんと○○さんの関係を繋げて、世界を変えるような出会いを創出したいという思いが込められています。

Sansanは2017年8月にロゴのリニューアルをしており、以前は下記のロゴマークでした。

20170807004100 - Sansan株式会社、 ロゴデザインを刷新

画像引用元:Sansan株式会社

リニューアルはSansanブランドの認知向上を目的に実施されました。

ロゴ作成の参考にしたいポイント

 Sansanのロゴマークのポイントは「会社の思いの表現」です。

単に名刺交換サービスを提供する会社に収まるのではなく、テクノロジーの力で名刺交換という出会いの場がもつ可能性を最大限に高めてビジネスに革新を起こしたいとの思いが、Sansanにはあります。その思いを改めて表現しなおすために、新しいロゴは作られました。

思いの表現で注目してほしいのが、力強く引かれた赤いラインです。赤いラインには「世界を変える出会い」を生み出したい、というSansanの思いが込められています。

人と人を結ぶと信じられている「運命の赤い糸」という言葉がありますが、筆者は赤いラインからその「運命の赤い糸」を連想しました。赤いラインが人(san)と人(san)を結び付け、素晴らしい出会いを生み出すことを表現しているのではないでしょうか。

この赤い糸に力があるという考え方は世界各地で見られる話です。

例えば、アメリカでは人と人の縁を結ぶ幸運のお守りとして広まっており、手首に赤い紐を巻く習慣があります。

Sansanは「世界のビジネスシーンにイノベーションを起こす」というビジョンを掲げています。ロゴの赤いラインに込められた思いは、世界の人々を相手にしても伝わると言えるでしょう。

世界に革命を 新ロゴマークから感じる思い

ロゴで世界を意識している部分は他にもあります。

「さん(san)」は「ありがとう(ARIGATO)」「こんにちは(KONNICHIWA)」のように世界で通じる日本語の一つです。そのため、「san」には「日本を出発点として世界に広がり、世界に革新を起こす新たな価値を生み出したい」という思いも表現されています。

世界へサービスを広げていきたいと考えている企業の場合、世界で通じるような自社のロゴを作ることも大切です。

企業によって伝えたい思いは違うためSansanのロゴとまったく同じとはいきませんが、世界に通じるロゴ作りの発想は参考にできるのではないでしょうか。

あなたのお店や企業・チームのロゴマークを紹介させてください!

皆さんの会社やチームのロゴマークには、どんなストーリーがありますか?作成ポイントと合わせて、ぜひロゴマークラボへお寄せください!

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投稿方法

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・ロゴマークを使用している会社・チーム名
・ロゴマークに込めた思い
・作成の際に苦労した点、工夫した点

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