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チームワークを表したロゴマーク | Cybozu(サイボウズ)

チームワークを表したロゴマーク | Cybozu(サイボウズ)

(画像引用元:サイボウズ式

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、17年ぶりにロゴマークを変更した、サイボウズのロゴマークを取り上げます!

1.サイボウズの歴史とロゴマークの由来

1997年、まだインターネットが今ほど国民に浸透していなかったこの時期に、「WEBを使って企業の仕事をもっと簡単にできる」との考えから作られたのがサイボウズです。主力商品は、「cybozu.com」や「サイボウズ Office」シリーズなどといったグループウェアで、そのシェアは2015年6月現在、国内トップクラスを誇っています。

そんなサイボウズがこれまで掲げてきたロゴマークは、創業時に生まれた下記ロゴマークと、今回ご紹介する新ロゴマークの2つのみ。

チームワークを表したロゴマーク | Cybozu(サイボウズ)
(画像引用元:サイボウズ式

上記ロゴマークについては、なんと創業から17年間も使用され続けてきました。

17年使用されてきたロゴマークから、新たなロゴマークに変更した背景には、企業として「チームワークを支援する会社」というイメージを持って、世界に羽ばたきたいという想いがあったからだそうです。
こうして生まれた新ロゴマークには、3つのサークルが描かれています。サークルはチームワーク(チームの輪)を表すとともに、どこから見ても形が変わらないことから、サイボウズが掲げている「公明正大」のイメージにもピッタリだということで、今回のロゴマークに決まったとのこと。

また、3つ並んだ姿に躍動感を感じるところなどもポイントになっているのだそうです。まさに、今後世界に挑戦していくサイボウズにピッタリのロゴマークと言えそうですね。

企業として新たな挑戦を仕掛ける場合、ロゴマークを変更することによって挑戦の機運を企業全体で高めていくとともに、社外にその姿勢をアピールするところは少なくありません。ロゴマークを変更することが、大きな意味を持つからこそ、あえて17年間もロゴマークを変えずにいたのかもしれません。逆に言えば、今回の挑戦が企業をかけての大きな挑戦であることを意味しているとも取ることができます。

サイボウズのように、大きな決断をする時や路線変更を図りたいときこそ、ロゴマーク作成、または変更のタイミングにぴったりなのかもしれませんね。

※参考サイト
創業18年目で企業ロゴを刷新、サイボウズ社長 青野慶久の意思決定と胸の内(サイボウズ式)

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