画像引用元:沿革|株式会社にんべん
2019年に創業320周年を迎えた、鰹節で知られるにんべん。シンボルマークは創業時に設定されたものを使用し続けています。今回はにんべんの社名の由来でもある、シンボルマークに触れながら、にんべんのロゴマークの魅力を見ていきましょう。
歴史ある企業の古くから伝わるロゴマークには、現代のロゴとはひと味違った物語や魅力があります。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で「株式会社にんべん|沿革」より画像を引用し文章制作の参考にしております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
ブランドの歴史とロゴマーク
1699年初代 髙津伊兵衛氏が現在の東京都日本橋付近で戸板を並べて鰹節と塩干類の商いをスタートしたのを、にんべんの創業年と定めています。
1705年に店の屋号を「伊勢屋伊兵衛」としたのがにんべんのロゴマークのきっかけです。
にんべんのロゴマーク
1705年に店の屋号を決めた際、暖簾印(商標)に2つの「伊」からイ(にんべん)をとり、商売を堅実にするためにお金(かね)合わせ「カネにんべん」にしました。ここから、伊勢屋ではなくにんべんと呼ばれるようになったのです。
上図はにんべんに古くから伝わる「ミツカネにんべん」です。「鰹節を使うお客様」「鰹節を創る人」「鰹節の商いする人」の3つのイ(にんべん)をあらわしています。
ロゴ作成の際に参考にしたいポイント
にんべんのシンボルマークは宝永年から伝わる伝統あるものです。現代では同じようなデザインはロゴに使用されることが少なくなり、オリジナリティがより高まっています。
長く使い続けられているロゴマークは、信頼の証でもあります。また、長く使い続けることで、それがスタンダードとなっていくことも多くありますよね。ロゴマークを作る際には、5年後・10年後などの中長期の計画も視野に入れ、長く使い続けられるデザインにすることも大切なポイントです。
にんべんのように、時代を超えて愛されるロゴマークを作りたい方は、コンセプトに基づいて物語をしっかりと考えてみましょう。モチーフのヒントが見つかるかもしれません。
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