画像引用元:【公式】両口屋是清オンライン「両口屋是清の歴史」
名古屋に軸を置く老舗和菓子店両口屋是清。創業380年を超える名店のロゴマークがリデザインされたのをご存じでしょうか。今回は、両口屋是清のリデザインされたロゴマークに注目してみましょう。
ロゴマークのリニューアルやリデザインをお考えの方必見です。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
ブランドの歴史とロゴマーク
1634年に初代の猿屋三郎右衛門氏が名古屋で創業した両口屋是清。1934年に、株式会社両口屋是清が設立されました。
尾張藩御用をつとめていた創業380年を数える老舗和菓子店です。
両口屋是清のロゴマーク
ロゴのリニューアルは、CI(コーポレート・アイデンティティ)の企画制作やデザインを手掛ける株式会社ティ・エム・シーが担当しています。
古来から使用されていた、筆による書き文字のマークとロゴをリデザインし、伝統的な筆のイメージを残しつつも、線やスレなどのラインを整理。家紋の円も整理して、真円の四隅に広げて安定感を持たせた円に。
さらに、拡大率に関係なく視認できるように配慮がなされています。
参考:tmc「works」
ロゴ作成の際に参考にしたいポイント
両口屋是清のロゴマークに使用されている筆文字。これは、1686年に尾張藩の第二代藩主である徳川光友公が直筆し賜った、「御菓子所 両口屋是清」の表看板から使われたものです。尾張藩との関係性を感じさせるエピソードですね。こうした物語があることで、ロゴにより興味を持つことができ、親しみが沸きやすくなります。
歴史と伝統を受け継ぐ老舗のロゴマークは、近年ブランディング戦略と共に見直され、リニューアルされるケースが多くあります。その際に注目されるのが、既存のロゴマークです。使用されていたモチーフや家紋などを整理して、両口屋是清のようにリデザインされることも珍しくありません。
両口屋是清のように、受け継がれたものを大切にしつつ新しいエッセンスを加えることで、より魅力のあるロゴマークを作ることができるのです。
おわりに
一見すると見えないものの、実はロゴマークにはストーリーが重要になります。両口屋是清は、老舗店としてストーリーを大切にしたロゴマークリニューアルを成功させています。
ストーリーとは歴史だけでなく、その企業や商品がどういった想いで生まれたのかということも含みます。ぜひ歴史や思いをしっかり込めたロゴマークを作成してみましょう。
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