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日本一を目指したロゴマーク |J.フロント リテイリング

日本一を目指したロゴマーク |J.フロント リテイリング

(画像引用元:J.フロント リテイリング

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、2007年に誕生した「J.フロント リテイリング」のロゴマークを取り上げます!

1.J.フロント リテイリングの歴史とロゴマークの由来

J.フロント リテイリングは大手老舗百貨店である大丸と松坂屋の経営統合によって誕生した会社で、パルコなども傘下に収めていることで知られています。

大丸及び松坂屋には、それぞれ古い歴史を持つロゴマークがありましたが、J.フロント リテイリングのロゴマークは、そのどちらも踏襲しない、全く新しいロゴマークに仕上がっています。

日本一を目指したロゴマーク |J.フロント リテイリング
(画像引用元:J.フロント リテイリング

このロゴマークはJ.フロント リテイリングの頭文字であるJ・F・Rの3つのアルファベットを、富士山に見立ててデザインされています。これは、J.フロント リテイリングという名前が示す通り、「日本(Japan)の小売業(RETAILING)の先頭(Front)に立つ」という意味を込めてデザインされたもの。日本を誇る富士山をモチーフに、今後さらなる発展を遂げていきたいという想いも感じられます。

2.大丸と松坂屋のロゴマークといえば?

ここでは大丸と松坂屋のそれぞれのロゴマークについても見ていきましょう。
大丸のロゴマークといえば、こちらのデザインですよね。

日本一を目指したロゴマーク |J.フロント リテイリング
(画像引用元:大丸

このロゴマーク、実は大丸のシンボルとしても知られる孔雀をイメージしたもの。1983年に作成されたロゴマークで、孔雀の羽根を表す部分は、飛翔の意味も込められているそうです。

一方松坂屋のロゴマークといえば、包装紙にも見られるこちらのロゴマーク。

日本一を目指したロゴマーク |J.フロント リテイリング
(画像引用元:Wikipedia

家紋といえば、おいえの名前を記すものですが、実はこの家紋が表しているのは「伊藤」の文字で、マーク自体は「いとう丸」と呼ばれています。

実は松坂屋自体は、1767年にいとう屋という企業に買収されており、そのいとう屋の家紋がそのまま松坂屋のロゴマークとして使われています。ちなみにいとう屋の創業者である伊藤蘭丸祐道の祖先は、織田信長の小姓だったという話もあるそうです。

名前だけが松坂屋になった理由として、買収当時、江戸では松坂屋の名前が知れ渡っていたため、あえて変更しなかったという話が残っています。企業の歴史を感じるロゴマークですね。

※参考サイト
J.フロントリテイリング株式会社の組織、人事体制及びロゴマーク制定について(J.フロントリテイリング)
大丸

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