(画像引用元:ティップネス)
さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、2014年にサントリーから日本テレビホールディングスに売却され話題となった、業界第4位(2014年時点)のフィットネスクラブ「TIPNESS(ティップネス)」のロゴマークを取り上げます!
1.TIPNESS(ティップネス)のロゴマークの歴史と由来
TIPNESS(ティップネス)が誕生したのは1986年。当時はサントリーの社内ベンチャーの一環としてスタートしましたが、その後みるみる実績を伸ばし、創業から17年後の2013年3月期には、売上高329億円の巨大フィットネスクラブとなっています。
そんなティップネスのロゴマークは、オレンジ地に白で「TIPNESS」と書かれたもの。ティップネスは日本の主要駅にも多数店舗を構えているため、ティップネスのことを知らない方でも、ロゴマークを見たことがある方は多いのでは。
このロゴマークには、「最先端のフィットネスクラブを目指す」という企業の想いが込められており、オレンジは活力や健康を、白は光を表しています。また、ロゴタイプの下に描かれている波のような模様は生命や生活のリズムを表しており、ティップネスを通して健康的な生活のリズムを整えてほしいという意味も込められているようです。
フィットネスクラブに通う目的はさまざまですが、いずれにしてもお客様は、健康や体力に関する何らかの思いを持って来店されるはず。そうしたお客様の声に応えるという企業側の想いが読み取れるロゴマークが、フィットネスクラブには求められているのかもしれません。
2.小型フィットネスクラブ「FASTGYM24」のロゴマークはシンプルに
ティップネスでは新業態として「FASTGYM24」という、24時間営業の小型フィットネスクラブの運営を行っています。
(画像引用元:FASTGYM24)
こちらのロゴマークはシンプルに作られており、24時間営業を表す「24」の数字が、ティップネスのロゴマークと同じオレンジと白で表されています。
シンプルですが、24時間営業ということが分かりやすいロゴマークに仕上がっていますよね。ポップなフォントが使用されているのは、手軽さを表しているのかもしれません。
今後、小型フィットネスクラブの需要は伸びていくと予想されています。同業態でこのようなサービスを展開するのであれば、FASTGYM24のようなフォントの使い方も参考になるかもしれません。
※参考サイト
ティップネスのロゴマーク(ティップネス)
FASTGYM24