画像引用元:山本山のお茶と海苔「山本山の歴史」
「上から読んでも山本山。下から読んでも山本山」で知られる山本山は、創業300年を超す日本を代表する老舗のひとつです。今回は山本山のロゴマークに触れてみましょう。
2017年にリニューアルされたロゴマークには、どんな想いが込められているのでしょうか。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
山本山の歴史とロゴマーク
1690年に煎茶商として日本橋で創業された山本山。永谷園の創業者の先祖である永谷 宗円氏が発明した煎茶を最初に販売したのが、山本山の前身である山本嘉兵衛商店だったと、明治時代の茶業通鑑に記載されています。
山本山のロゴマーク
2017年、企業のリブランドに伴いロゴマークもリニューアルされました。創業期に用いられていた屋号紋(当時のロゴマーク)である「山嘉」に修正をかけたのです。
リブランディングを担当したのは、NOSIGNERの太刀川 英輔氏です。
ロゴ作成の際に参考にしたいポイント
山本山の新しいロゴマークは、創業時の山本嘉兵衛商店の屋号紋をモチーフにしています。
以前の「山本山」のロゴマークも日本らしさを感じられるものでした。しかし、古くから使われていた屋号紋を用いることで、日本らしさだけではなく歴史と伝統を継承していることがひと目でわかります。
ロゴマークでは、認知度をあげるために文字を用いる際には店名やブランド名を使用するケースが多くあります。しかし、山本山のロゴのように一見店名やブランド名との関係ないロゴマークを作っても、店名やブランド名の文字ロゴと組み合わせることで、訴求度や認知度をあげることができます。
山本山のロゴも、漢字ロゴや欧文ロゴが用意されており、組み合わせて使用されているケースも多くあります。柔軟な運用を行い、より適した表現ができるように。山本山のように、シンボルロゴ以外にも文字ロゴを作っておくと良いかもしれません。
参考:BRIDGINE『キーワードは「江戸の美意識」。日本橋の老舗「山本山」リブランディングの舞台裏。』
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