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ロゴマークの2つの「Y」の由来は? | YONEX(ヨネックス)

(画像引用元:Wikipedia

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、世界的なスポーツ用品メーカーとして知られる「YONEX(ヨネックス)」のロゴマークを取り上げます!

1. YONEX(ヨネックス)の歴史と由来

YONEXの創始者である米山稔が「米山木工所」を始めたのは、終戦後まもなくの1946年のこと。現在は東京都文京区に本社を置くYONEXですが、もともとは新潟で生まれた企業でした。
アシックスNIKEとは異なり、もともとは漁業用の浮きの製造を行っていましたが、時代の流れとともにその需要は激減。
方向転換を余儀なくされた米山木工所は、1957年からバトミントン用ラケットの製造を開始します。これが、スポーツ用品メーカー「YONEX」としての始まりでした。

その後、「米山製作所」から「ヨネヤマラケット」、そして「ヨネックススポーツ」という名前の変遷を経て、現在YONEXとして、バトミントンをはじめとしたスポーツ用品の製造・販売を行っています。

2.ロゴマークの2つのYの意味は?

YONEXのロゴマークは、これまで2度変更されていますが、Yを2つ重ねた基本的なシンボルマークは変わっていません。この2つのYは、創業者である米山稔の苗字「YONEYAMA」にある、2つのYから用いられたものです。
ところで、なぜ社名をYONEYAMAにしなかったのかというと、海外では発音しにくい単語だからだそうです。1963年に貿易部を立ち上げ、早くから世界を視野にいれていたYONEXらしい戦略ではないでしょうか。

また、ロゴマークとともに印象的なのが、青と緑の2つの色。この色はYONEXのコーポレートカラーとして、1973年から使用されているものです。青は空を、緑は大地を表しているとか。世界の空へ羽ばたくというという想いが込められていたのかもしれませんね。

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