画像引用元:ドムドムハンバーガー公式サイト
ロゴマークラボでは、みなさんが街中で目にするロゴマークに注目し、企業のロゴに込められた思いと特徴、ロゴマーク作成の際に参考になるポイントをご紹介します。今回は、日本で一番最初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」をご紹介します。
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ドムドムハンバーガーについて
ドムドムハンバーガーは、1970年2月に日本で一番最初に設立されたハンバーガーチェーンです。90年代には全国で約400店展開していましたが、その後経営悪化のため存続が危ぶまれていました。そんな中、2017年7月からレンブラントホールディングスが事業を譲り受けて再始動しました。
事業再生の内容にはロゴマークの刷新もありましたが、シンボルの「どむぞうくん」は継承。昔からのドムドムハンバーガーファンは安堵した方も多かったようです。
ロゴマークの特徴
ドムドムハンバーガーのアイコンといえば、象さんのどむぞうくん。しかしなぜ飲食店で象のロゴマークなのでしょうか?
象をアイコンに採用した理由には、親しみやすさや温和、愛情深さなどの表現が込められています。
確かに、筆者には象といえば動物園の人気者で温和なイメージがあります。
そして、赤色の円で囲まれたどむぞうくん。この円にはみんなの心の輪にいたいという想いが込められています。
よく見るとどむぞうくんのアイコン下、ロゴタイプのDOMDOMの「D」は「OM」より少し大きいですね。Dを大きくすることで象のように大きく成長していく思いを表現しているそうです。
ロゴマークの参考にしたいポイント
筆者は街中を歩いていて偶然ドムドムハンバーガーのロゴが目に入り、一瞬で記憶するほどでした。子ども達にも親しみのある動物の象を採用することで覚えやすく記憶にも残りやすいですね。
しかし初めて見た人には象のアイコンだけでは「何のお店かな?」と不思議に思う方も中にはおられるのではないでしょうか。その点をカバーするようにロゴタイプで「ドムドムハンバーガー」と書いてありますので一目でわかりやすいですね。
ロゴマークの赤色にも意味が
では、次に色に注目してみましょう。赤色は、食欲を増進させる色といわれています。人の目に留まりやすく、活力や元気、情熱、あたたかみなどのイメージを印象づける効果が期待できるといわれています。飲食店やエネルギー関連の企業で多く採用されており、日本ではロゴマークに使用される色の中で、人気が高い色です。
一方で、赤色には危険や血などのイメージもありますので、デザインによっては使用する際に気をつけなければいけない場合もあります。それぞれの色の印象づけることができるイメージを知ることで、より一層理想的なロゴ作成が期待できるのではないでしょうか。
おわりに
今回はドムドムハンバーガーをご紹介しました。象のどむぞうくんに込められた熱い思いやロゴタイプの文字サイズの違いなど、思いや工夫がたくさん込められていたロゴでしたね。ぜひこれからロゴマークを作成する際には参考にしてみてくださいね。
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