画像引用元:国産家具メーカーのカリモク家具 karimoku「カリモクの歴史」
家具の販売だけではなく、修理やクリーニングも行っている家具ブランド「カリモク」。文字が強く力強いロゴマークは、受け継いできた伝統を体現しています。
今回は、カリモクのロゴマークに触れ、ロゴ作成のポイントを見ていきましょう。
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ブランドの歴史とロゴマークの由来
1940年、愛知県刈谷市に初代社長である加藤正平氏が木工所を創業したのが、カリモク家具のはじまります。2010年には、サービスのさらなる向上を目指すために、刈谷木材工業株式会社とカリモク家具販売株式会社を統合、「カリモク家具株式会社」を設立しました。
カリモクのロゴマークの変化
画像引用元:カリモク60「COLUMN|カリモク60について話そう」
カリモクのロゴは以前、上記のように文字がより太く力強いものでした。ロゴをリニューアルし、やや文字が細くなりましたが、力強く安定感のある印象を継承しています。
カリモクのロゴはカタカナでしたが、1989年ローマ字のロゴに変更されました。
画像引用元:カリモク60
そのご誕生したブランド「カリモク60」のロゴは、以前のロゴを踏襲しています。
参考:国産家具メーカーのカリモク家具 karimoku「カリモクの歴史」カリモク60「COLUMN|カリモク60について話そう」
ロゴ作成の参考にしたいポイント
カリモク60のブランドネームはは、廃盤寸前となっていた60年代の「Kチェア(WS1150番の椅子)」に由来します。この椅子が60年代にできた商品の原点であり、「カリモク60」と命名されカリモク60シリーズのメインを担っています。
つまり、カリモク60はカリモクの60年代の流れを汲んでおり、ロゴも当時の流れをくむのが自然な形なのです。
「ロゴのリニューアル」というと、新しいデザインを意識しがちですが、ブランドのバックグラウンドや物語踏まえ、以前物を大切にする姿勢も重要です。
参考:カリモク60「COLUMN|カリモク60について話そう」
おわりに
ロゴのリニューアルやリ・デザインは、ブランドや企業のイメージを左右する大切なポイントです。
新しいものだけを追い求めるのではなく、カリモクのように歴史を振り返り大切にしていくこともまた、大切にしたい姿勢です。
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