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依頼前に知っておきたいロゴマーク発注3つの心得

依頼前に知っておきたいロゴマーク発注3つの心得

1.はじめに

ロゴマーク作成を依頼したものの、何度も修正が必要になってしまったり、結局話し合いが上手くまとまらず、別のデザイン制作会社に依頼してしまった…という苦い経験をした方もいらっしゃるのでは?

ロゴマークは企業や商品を代表するシンボル…作成に力が入ってしまうのはしかたのないことかもしれませんが、その結果、ロゴマークが作成できなければ、打ち合わせや構想の時間も無駄に終わってしまいます。ロゴマーク作成に必要以上の時間を掛けないことも、いいロゴマークを作るために大切なポイントなのです。

そこで今回は、いいロゴマークをできるだけスムーズに作成するために、依頼前に知っておきたい発注の心得を3つご紹介します。

Point:いいロゴマークをできるだけスムーズに作るために押さえておきたい心得をまとめる

2.ロゴマークの作成目的を明確にしておく

「なんとなく」「あればいいと思って」という理由でロゴマークを依頼してしまうと、作成が思いの外難航してしまうかもしれません。

作成理由があやふやだと、複数のロゴマーク案が上がってきた際、何を基準に決めていいのか必要以上に悩んでしまったり、修正の方向性が定まらず、結局何を伝えたいロゴマークなのかがわかりにくい、質の低いロゴマークができてしまうことがあります。

Point:いいロゴマークを作成するためにも、ロゴマークの作成目的は明確にしておく

3.ロゴマークを使用する備品やグッズのことも考えて作成する

出来上がったロゴマークを、会社の備品やコーポレートサイト、関連商品や販促グッズなどに使いたいという方は多いはず。その場合は、できるだけ何に使いたいのかを考えた上で、ロゴマークを作成するのがオススメです。

ロゴマークの色使いや形は、掲載する備品やグッズのデザインを左右します。例えば赤をメインカラーに据えたコーポレートサイトに、オレンジ一色のロゴマークを載せるのは、あまりバランスが良くありませんよね。あらかじめ、どんなものにロゴマークを掲載したいのかデザイナーに伝えておけば、掲載予定アイテムのデザインを考慮した上で、ロゴマークを提案してくれます。
掲載物とのデザイン上のミスマッチを防ぐためにも、何にロゴマークを掲載したいのかを考慮した上で、作成や選定にあたりましょう。

※2021年2月12日更新情報※

用途によっては、カラー展開をいくつか用意しておくのも大切です。例えば黒をベースとしたロゴマークの場合、同色の背景に掲載すると視認性が落ちますが、別のカラーパターンを用意しておくことで、ブランドイメージを損なわずに多様な背景で利用することができます。

Point:何にロゴマークを載せたいか、あらかじめデザイナーに相談しておこう

4.ロゴマークは標準化することに意味がある

ロゴマークを納品してもらえれば、あとは好き勝手使ってもいい…というわけではありません。ロゴマークは、あらかじめ想定された大きさや縦横比、カラーコードのもとで使用しなければ、本来のイメージをユーザーに伝えることができなくなってしまいます。これではロゴマークを標準化することはできません。
標準化とは、誰が見ても「あのロゴマークだ」と認識できるものに仕上げることです。標準化の大切さについては「知らないと損するロゴガイドラインの話」でもご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。

ロゴマークの標準化を図るためにも、こうした規定をまとめたロゴガイドラインをできるだけ納品してもらうようにしましょう。
ロゴガイドラインは必須の納品物というわけではありませんので、あらかじめデザイナーにも相談しておきましょう。

Point:ロゴマークは標準化することが大切。そのためにもロゴガイドラインを納品してもらおう

5.まとめ

ユウ局員 ■依頼前にはロゴマークの作成目的を明確にしておこう

■ロゴマークを載せるアイテムを想定した上で、デザイナーに依頼をしよう

■ロゴマークを標準化するためにも、ロゴガイドラインを納品してもらおう
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