1.はじめに
ロゴマークにかかわらず、何かを作ろうとする際に、前例をチェックするというのはよくあることです。
これまでどのようなロゴマークが使われてきたのかを知ることは、業界内で大きく外れたロゴマークを作らないためにも、そして同じようなロゴマークを作らないためにも大切なことです。
しかし、業界のロゴマークを一つ一つ調べるのは、なかなか大変なもの。調べるだけで一日が終わってしまいそうで、なかなか手が付けられていないという方も多いのでは?
そこで今回は、世界のサッカーチームのロゴマークの中から、有名なものや参考にしたいものをいくつかご紹介します。
ロゴマーク作成の参考になれば幸いです。
Point:サッカーチームのロゴマーク作成の参考として、世界のサッカーチームのロゴマークを紹介
2.日本のサッカーチームのロゴマーク
まずはJリーグに所属するサッカーチームの中から、これは押さえておきたいというロゴマークをご紹介します。
Jリーグに所属しているサッカーチームの多くは、エンブレムとロゴタイプ、そしてマスコットキャラクターを用意しています。なかでも、エンブレムとマスコットキャラクターをうまくマッチさせたロゴマークが多いようです。
例えばコンサドーレ札幌のロゴマークにはマスコットキャラクターのモチーフにもなっているシマフクロウをうまく融合させたロゴマークになっています。
(画像引用元:コンサドーレ札幌 公式サイト)
また、ロアッソ熊本では馬をベースにマスコットキャラクターが作成されていますが、エンブレムでは猛々しくいななく馬のシルエットが使われています。
(画像引用元:ロアッソ熊本 公式サイト)
こうした事例は参考になりますが、なかにはマスコットキャラクターを用意していないサッカーチームもありますよね。
それなら、横浜・F・マリノスや水戸ホーリーホックのように、地元に由来するものをエンブレムに取り入れ、うまくロゴマークを作成するのも素敵ですね。
(画像引用元:横浜・F・マリノス 公式サイト)
(画像引用元:水戸ホーリーホック 公式サイト)
設立地に由来するものをロゴマークにする傾向は、海外の自動車メーカーのロゴマークでもよく見られる傾向の一つ。こうした点をうまく取り込めば、素敵なロゴマークが作成できるのではないでしょうか。
Point:マスコットキャラクターがいる場合はマスコットを絡めて、いない場合は設立地にゆらいするものをモチーフにロゴマークを作ってみては
3.世界のサッカーチームのロゴマーク
続いて、海外のサッカーチームに目を向けてみましょう。
海外のサッカーチームのロゴマークは、国によっても多種多様。シンプルなものから、エンブレム調のものまでさまざまです。
例えばイングランド・ダービーのダービー・カウンティは、サッカーチームとしては比較的シンプルなロゴマークとなっています。
(画像引用元:Chelsea is Life)
また、イタリアの有名サッカーチーム・ユベントスのロゴマークは、地元・トリノ市の紋章に描かれている牛を使っています。
ちなみにユベントスの愛称の一つである「ビアンコネーロ」は「白と黒」という意味のイタリア語。つまりロゴマークやユニフォームの色が愛称になっているんですね。
(画像引用元:FANTASISTA)
世界のサッカーチームのロゴマークを見てみると、日本同様地元に由来するものをモチーフにしていることが多いようです。
ロゴマーク作成に悩んだら、地元の名産や名所などを参考にしてみるといいかもしれませんね。
Point:世界のロゴマークでも、地元に由来するものが多く見られた
4.まとめ
■世界のサッカーチームのロゴマークは、地元に由来するものをモチーフにしていることが多い ■マスコットキャラクターを用意しているなら、ロゴマークに取り入れてみるのもいいのでは |