(画像引用元:TeraCLOUD)
さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、大容量オンラインストレージサービスを展開している「TeraCLOUD(テラクラウド)」のロゴマークを取り上げます!
1.TeraCLOUD(テラクラウド)の歴史とロゴマークの由来
TeraCLOUDは静岡県にあるジャストプレイヤー株式会社が運営するオンラインストレージサービスです。
近年、海外発のオンラインストレージサービスが多数日本にも上陸していますが、安全面からあえて国内のオンラインストレージを利用しているという方もいらっしゃると思います。法人向けの国内発オンラインストレージサービスはいくつかありますが、個人向けのサービスとなると、その数は一気に少なくなります。TeraCLOUDは、そんな数少ない国内発のオンラインストレージサービスの一つです。
2015年6月にロゴタイプを「テラクラウド」から「TeraCLOUD」に変更。シンボルマークはこれまでのものを継続して使用しています。
(画像引用元:TeraCLOUD)
オンラインストレージは、別名クラウドストレージとも呼ばれることから、TeraCLOUDでは雲のイラストをモチーフにしています。IT業界は技術革新が成功の鍵と言われていますが、ロゴマークに「エッジを効かせたデザイン」を採用することによって、最先端の技術を提供し続ける姿勢を表しています。
2.オンラインストレージサービスは雲をモチーフにしたものが多い?
今回ご紹介したTeraCLOUDのロゴマークのように、雲をモチーフにしたオンラインストレージサービスは多数あります。
TeraCLOUDと同じく、国内発のオンラインストレージサービスとして知られるドライビーのロゴマークも、やはり雲をモチーフにしています。
(画像引用元:drivee)
また海外のサービスに目を向けると、Microsoft社が提供しているOneDriveや、Apple社のiCloud Driveなど、多数のオンラインストレージサービスのロゴマークに雲が登場しており、一見すると似ているようにも見えますね。
(画像引用元:OneDrive)
(画像引用元:iCloud Drive)
同じくオンラインストレージサービスのロゴマークには、青がよく使われるという傾向がありますが、業界によってロゴマークに何かしらの傾向がある場合は、こうした傾向をどれだけ取り入れるのか、または全く取り入れずに新しいものにチャレンジするのかという選択が、ロゴマーク作成時に迫られます。
傾向を取り入れる一番のメリットは、ロゴだけでどんなサービスなのかが想像できるということです。一方で、一辺倒になりがちなため、印象に残りにくいというデメリットもあります。
業界のロゴマークにある程度傾向がある場合は、メリット・デメリットを踏まえた上で、ロゴマーク作成にあたったほうが良いかもしれません。