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キャラクター活用マニュアル

業種別・地域別キャラクター

業種別!注目したい企業のゆるキャラまとめ~食品~

認知度が高く人気のあるキャラクターには、「愛される理由」があります。

その秘密を探るべく、キャラクターマーケットでは、業種別のオリジナルキャラクターをシリーズでご紹介しています。

今回は、食品業界のオリジナルキャラクターを見ていきましょう。

※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。

■【食品】ノーベル製菓:トドクロちゃん

画像引用元:ノーベル製菓「のど黒飴サイト」

▼トドクロちゃんとは?

「トドクロちゃん」はのど黒飴のマスコットキャラクターとして誕生しました。

歌うことが大好きでおちゃめな5歳のトド。小さいころにセイウチに助けられて以来、セイウチに憧れていて牙をつけています。小さい「チビトドクロちゃん」と一緒に、CMやパッケージに登場しています。

「トドクロちゃん」は、黒飴を連想させる名前と色を採用しています。CMで流れる歌は一度聞いたら忘れられない印象的なもの。ゆるさとかわいさで興味を引き付け、購買を誘う魅惑の存在です。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

のど黒飴は大人向けの商品だと思われがちですよね。

しかし、「トドクロちゃん」を活用することで、若い世代の方にも選んでもらえる商品に。キャラクターで知名度をあげ、競合他社と差をつけることに成功しています。

参照:ノーベル製菓株式会社「のど黒飴サイト

■【食品】不二家:ペコちゃん


 

画像引用元:プロフィール|ペコちゃんの部屋

▼ペコちゃんとは?

ペロッと出した舌がチャームポイントの「ペコちゃん」は、不二家の店頭人形として1950年にデビューしました。お菓子が大好きな6歳の女の子です。

ボーイフレンドのぽこちゃんや犬、そしてライバルのペコラちゃんなど仲間もいます。誕生した頃から設定やコンセプトは変わりませんが、時代に合わせて衣装を変えてファンを楽しませています。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

「ペコちゃん」のかわいい顔と独特のポーズは長年変わっていません。長く続くキャラクターは、懐かしさと安心感を与えてくれます。

そのため、子どもだけでなく、大人になっても親しんでくれるファンが多いのです。

参照:株式会社不二家「ペコちゃんの部屋

■ロッテ:小梅ちゃん


 

画像引用元:小梅トリビア|小梅だより

▼小梅ちゃんとは?

甘酸っぱい梅のお菓子のキャラクターとして1974年に登場した「小梅ちゃん」。明治生まれのちょっと内気な15歳です。初恋で「報われない切ない恋」をしています。

小梅ちゃんの公式サイトには、切ない恋の物語が掲載されています。4人の従妹たちのプロフィールや恋の物語も作られていたり、家系図も用意されていたりと、世界観を大切にしながら丁寧に作られたキャラクターであることがわかります。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

設定や世界観を丁寧に作りこむことで、ユーザーが物語に入り込み、キャラクターに共感するポイントを増やすことができます。

また「信頼できる企業」というイメージを与えられるのもメリットのひとつ。

明るく元気という設定のキャラクターが多くいる中で、おしとやかで控え目な設定は興味を引き付けますよね。梅の甘酸っぱさと切ない恋がリンクして、他にはない世界観を楽しむことができます。設定や世界観の作りこみ、そしてストーリー展開も大切にしましょう。

参照:お口の恋人 ロッテ「小梅だより

■日清食品「チキンラーメン」:ひよこちゃん

画像引用元:キャラクター紹介|Special(特別企画)|日清チキンラーメン

▼ひよこちゃんとは?

「ひよこちゃん」は、チキンラーメンのキャラクターとして1989年に誕生しました。黄色くてかわいいひよこで、ひよこワールドで、チキラーズの仲間たちと楽しく過ごしています。

「ひよこちゃん」は、パッケージに使われているだけでなく、公式サイトではぬいぐるみから日用雑貨までグッズ展開されています。

チキンラーメン発祥の地である大阪府池田市の観光大使になったり、マンホールのフタにされたりと、社外でも大活躍。

さらに、SNSを活用し若い世代を中心に「笑い」と「共感」を得て、人気を不動のものにしています。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

時代に合わせてデザインをリニューアルしたり、SNSを効果的に利用したりと、ファンを飽きさせない工夫がされています。かわいさだけでなく、「共感」を狙う戦略が長く愛される理由のひとつと言えます。

参照:日清チキンラーメン「Special(特別企画)|キャラクター紹介

■森永製菓:キョロちゃん


 

画像引用元:チョコボールヒストリー|森永製菓

▼キョロちゃんとは?

チョコボールのキャラクターとして1960年代に誕生し、50年以上も愛されているキャラクターです。鳥の姿をしているのは、商品の取り出し口がくちばしのように見えたため。「架空の鳥」をモチーフにして作ったそうです。

胴の柄は味を表していて、新しい味が出るたびに、新しいファッションで登場。仲間と一緒に「キョロちゃんズ」として活躍しています。

キョロちゃんはデザインを数回リニューアルし、今の丸みを帯びたフォルムになりました。体は横を向いているのに大きな目は2つともこちらを向いているのは、「同存化表現」という絵画の技法を採用したものです。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

印象に残りやすい個性的な見た目や、時代に合わせてデザインをブラッシュアップしていく姿勢は見習いたいポイントです。

さらに、味によって衣装を変えることで、味を選ぶ楽しみや大人買いも狙えます。

参照:森永製菓「チョコボール

■おわりに

お菓子など子ども向けの商品のキャラクターは、ターゲットを子どもに絞ることが多くあります。子どもを対象にする場合は、子どもだけでなく親世代にも人気が出るように工夫しましょう。

さらに、長く愛されるためには定期的にブラッシュアップを行うことも大切ですが、「変わらない安心感を提供する」こともまた、大切なポイントであることを押さえておきましょう。

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