業種別！注目したい企業のゆるキャラまとめ～情報通信～

キャラクターマーケットでは、人気キャラクターの秘密を探るべく、業種別のオリジナルキャラクターをシリーズでご紹介しています。

今回は、情報通信業で活躍しているキャラクターをご紹介します。ゆるキャラ制作をお考えの方はぜひご一読ください。キャラクター制作のヒントが見つかるかもしれません。

■NTTデータ先端技術株式会社「Hinemos」：もにた

▼もにたとは？

システムの運用管理を頑張っている人を応援している「もにた」。「Hinemos」というソフトウェアの宣伝をしており、公認キャラクターに認定されています。

頭が大きいので、会社には入れない部屋が沢山あるのだとか。語尾は「もに」です。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

ソフトウェアの公認キャラクターであるもにた。情報配信だけではなく、LINEスタンプの発売など、多方面で活躍しています。

LINEは使用者数が多く、ビジネスでも活用されているツールのひとつです。使い勝手の良いスタンプを作ることで、もにたを知らない層にもアプローチすることができます。

情報配信ツールを選ぶ際には、「どのツールを使うのか」「すみ分けはどうするのか」「どのくらい更新するのか」などをしっかりと検討しましょう。競合キャラクターの活躍を参考に、差別化をはかるのも良いかもしれません。

■Firefox：フォクすけ

▼フォクすけとは？

Firefoxプロモーション活動のマスコット「フォクすけ」。狐をモチーフにしたキャラクターです。出身は地球（ちたま）で、しっぽが火になっています。

人懐こく好奇心が旺盛で、将来の夢は「立派なWebブラウザになること」です。人間の年齢に換算すると幼稚園くらいの子です。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

Firefoxには「レッサーパンダ」という意味がありますが、Firefoxを直訳すると「火狐」です。 Firefoxのロゴマークは狐をモチーフにしており、フォクすけも狐をベースに作られています。製品名や企業名、ブランド名などをモチーフにすることで、キャラクターだけではなく名前もアピールすることができます。

「どうして？」という疑問が沸く仕掛けがあると、興味を持ってもらうきっかけになります。ビジュアルや名前、設定にきっかけを入れ込んでみるのも良いかもしれません。

■WORDPRESS：わぷー

▼わぷーとは？

ja.wordpress.org の公式キャラクター「わぷー」。作者は、カネウチカズコさんです。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

わぷーの権利は、「GPL バージョン2 またはそれ以降のバージョン」に順じています。著作権は作者に帰属するものの、改変や編集を加えて自由に使えます。細かい設定がないので自由度が高く、沢山のご当地わぷーが生まれ、国内だけではなく世界で人気を集めています。

キャラクターライセンスは、キャラクター運用を考えるうえで大切なポイントです。情報通信業や自治体などの公共性の高いキャラクターは、一定の条件のもと自由に使えるよう設定をしているケースが多くあります。デリケートな問題ではありますが、キャラクターを公開する前にしっかりと考えおきましょう。

■YAHOO!JAPAN：けんさくとえんじん

▼けんさくとえんじんとは？

インターネットの裏側の住人「けんさく」と「えんじん」。2人は幼馴染で、世界中の好奇心にこたえるために、ネットの世界で探し物や調べものを手伝っています。

けんさくは頭が良くてすばしっこく、探し物をするのが得意です。被っているヘルメットは、えんじんからのプレゼントです。

えんじんはプログラム言語が得意だけど話すのは苦手。優しくて力持ちです。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

犬のようなけんさくと、猿のようなえんじん。1体ではなく、コンビやユニットそして仲間たちがいると、より活動範囲が広がります。

さらに、仲間がいることで物語に深みが出る効果も。多彩な展開をお考えの方は、1体ではなく複数体のキャラクターを作成すると良いかもしれません。

■おわりに

インターネット・情報通信業界のキャラクターをご紹介しました。キャラクターは企業や製品の顔ともいえる象徴的な存在です。デザインだけではなく細部にもこだわって、競合との差別化を目指しましょう。

キャラクターマーケットでは、業種だけではなく地域など、多彩なカテゴリーでキャラクターをまとめています。沢山のキャラクターの魅力に触れたい方は、そちらの記事もぜひご一読ください。