キャラクターの作り方・買い方
愛されるキャラクターを作るために知っておきたい5つのこと
キャラクターを作るなら、多くの人に愛される方が良いですよね。
そこで、愛されるキャラクターを作るために知っておきたい5つのポイントをまとめてみました。「オリジナルキャラクターを作りたい」とお考えの方だけではなく、「せっかくキャラクターを作ったのにイマイチ効果が感じられない」方も必見です。
■その1:ターゲットを明確にする
キャラクターというと、女性や子どもを対象としているイメージをお持ちの方が多いかもしれません。けれど漫画やアニメのキャラクターのように、男性から支持を集めるキャラクターも多く存在します。
キャラクターを作る際にはターゲットを明確にするとともに、しっかりと絞り込みをしましょう。年齢や性別そして趣味などを決めていくことで、「どんな人に対して訴求力のあるキャラクターを作れば良いのか」が明確になります。
■その2:ビジュアル面を作り込む
「魅力的なキャラクターを作るために!知っておきたい法則4選」でご紹介しましたが、「広告業界のABCの法則」というものがあります。
・AはAnimalの頭文字で=動物
・BはBeautyの頭文字で=美人
・CはChildの頭文字で=子供
このいずれかを用いると、広告に魅力を感じる方が多いという法則です。年齢や性別を問わずに、沢山の人に愛されるモチーフは動物や子どもです。
▼ビジュアル面で愛されるために
外見はキャラクターの印象を左右する重要なポイントです。
・モチーフ
・体系の特徴
・顔の特徴
・髪型や服装
・表情やポーズ
・性格
上記のポイントをしっかりと考え作りこみましょう。
「性格は内面だから、ビジュアル面に関係ない」とお考えの方も多いかもしれません。しかし、性格によってポーズや表情が異なります。
また、色も性格と連動させることができます。
例えば、冷静沈着でクールなキャラクターなのに、元気なポーズや情熱を感じる赤い色はイメージにそぐわないですよね。設定をしっかりと決めてから制作に着手しましょう。
■その4:ストーリー性を持たせる
キャラクターの背後にある設定や物語は、時として多くの人の心を打ち共感を呼びます。しっかりと設定を作りこみ、ストーリー性を持たせましょう。
▼ストーリー性を持たせるためのポイント
ストーリー性を持たせるためには、性格だけではなく家族構成や経歴など、細かいところまで作りこむことが大切です。語尾や仕草、決めポーズなどを設定していくことで、より魅力的なキャラクターを作ることができます。
ライバルや友人といった人間関係も、ブランディングする上では大切なポイントです。
例えば、目標や夢を設定することで、それに向かって努力をする姿を描くことができるようになりますよね。キャラクターをよりリアルな存在に感じてもらえるように、しっかりと作りこむことが大切です。
■その5:話題を意識する
SNSなどで話題になれば、キャラクターを知らない人にもリーチすることができます。とはいえキャラクター自体が話題を提供する場合、多方面に配慮しないと「炎上」してしまう可能性があります。誰かに対してフレンドリーな話題提供であったとしても、不快に思う人がいるならば避けるべきです。好感を持って受け入れてもらうことで、口コミが広まり認知度を高めることができます。
そのためにも、しっかりとキャラクター設定を作り込み、キャラクターのイメージを守った活動をしましょう。
▼話題にするために
話題にするためには、ホットトピックスを追いかけるだけではなく、季節など時期に応じた準備も大切です。
例えば、クリスマスの時期にクリスマスをイメージした画像を投稿するとよいでしょう。季節ごとのイベントに併せた活動を行うことで、時節の話題にものることができます。季節を先取りして計画を立てておきましょう。
TwitterなどのSNSのホットトピックスを追いかける場合には瞬発力が大切です。話題に乗じたイラストを公開できると良いですが、すぐにイラストレーターさんが対応するのは難しいですよね。キャラクターがホットトピックスに乗じた話題をツイートすることで、RTやいいねがたくさん集まるケースもあります。
▼「炎上」を防ぐためにはどうしたら良いの?
残念ながら、キャラクターの発言や画像が炎上してしまうケースがあります。これは配慮に欠けた表現でツイートしているためだと考えられます。
キャラクターの運用ルールをしっかりと決めるだけではなく、複数人でチェックをする体制を作るのもオススメです。複数人の目に触れることで、多角的に確認をすることができます。
■おわりに
愛されるキャラクターを作るためのポイントをご紹介しました。
オリジナルキャラクターの運用を軌道に乗せるためには、キャラクターを作ってからの計画や配慮が大切です。愛を持って丁寧に運用を行うことで、キャラクターが育っていきます。
キャラクターの作成はゴールではありません。その先の運用を見据えて、愛されるキャラクターを作りましょう。