モチーフ別！注目したいオリジナルキャラクターまとめ～ロボット～

モチーフは、オリジナルキャラクターの印象を左右する大切なポイントです。キャラクターマーケットでは、オリジナルキャラクターの作成に参考になるように、モチーフ別で多彩なキャラクターをシリーズでご紹介しています。

今回は、ロボットをモチーフにしたキャラクターをみていきましょう。

■【なまはげ】秋田県：んだッチ

んだッチとは？

んだッチは、秋田県をPRするために近未来からやってきたなまはげ型の子どもロボットです。ロボットでありながら食べ盛り。

「あきたPRキャプテン」として、秋田の良いことを伝えるために積極的に活動しています。

オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

オーソドックスなロボットのイメージではなく、スタイリッシュで可愛らしいんだッチ。ロボットになまはげの要素を加えたことで、オリジナリティを高めているのも魅力のひとつです。

■ドラえもん

ドラえもんとは？

ドラえもんは主人公のび太の孫セワシくんから頼まれて、22世紀から来た猫型ロボットです。おなかに四次元ポケットが付いていて、未来のひみつ道具を駆使してのび太のピンチを救ってくれます。

どら焼きが大好物で、ねずみが苦手です。

オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

ねずみに耳をかじられて、黄色のボディが真っ青になってしまったドラえもん。優秀なロボットでありながら、おもちゃの猫のみいちゃんに恋をするなど、人間らしさを感じるエピソードが多くあります。

ロボットは、人間のできないことをしてくれるのではなく、「人間に寄り添ってくれる大切なパートナー」というイメージが浸透してきた昨今。色んな形で多彩なロボットに親しめるようになった現代で、こうしたエピソードを持つドラえもんが人気を集めるのは当然の結果かもしれません。

キャラクターが愛されるためには、親近感と共感が大切なポイントです。ロボットをモチーフにする際にも、人間らしさを取り入れてみるのも良いかもしれません。

■PASMOのロボット

PASMOのロボットとは？

ICカードPASMOのキャラクターである「PASMOのロボット」。癒し系の見た目でありながら、足にタイヤが付いており、キビキビと移動するのが大好きな行動派です。

主な行動範囲はPASMOが対応している首都圏ですが、相互利用可能なエリアが広がるとともに、より広いエリアで姿を見られるようになりました。

お腹にはポケットがあり、普段の移動はポケットにしまったPASMOを使用しています。

しかし、急いでいるときにはバスや電車に変身して移動することができます。ピンク色のロボットを良く見かけますが、色んな色に変身できるのも魅力のひとつです。

オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

変身ギミックがあるロボットをみると、ワクワクしてしまう方も多いのではないでしょうか。PASMOは人型だけではなく、バスや電車に変身することができる優れたロボットです。PASMOが電車だけではなくバスでも使えることを踏まえ、さりげなくアピールをしています。

細かい設定やギミックがあると、キャラクターをより魅力的に感じたり、身近に感じるきっかけになります。設定をしっかりと作りこんで、ロボットならではの魅力をアピールしましょう。

■おわりに

技術が進化していく中で、「ロボット」の概念もどんどん変化してきました。今ではペットの代わりに人生に寄り添ってくれるパートナーとして、ロボットを選択なさる方もいらっしゃいます。

今後より私たちの生活に欠かせない存在になるロボット。ロボットをモチーフにして、少し先の未来に思いを馳せてみるのも良いかもしれません。