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キャラクター活用マニュアル

キャラクターのお金にまつわる話

キャラクターを使いたい!作成・使用の価格相場を教えて!

キャラクターを製品やサービスに活用する場合、「既存のキャラクターを借りる」「オリジナルのキャラクターを作成する」の2つのパターンがあります。

そこで今回は、気になる「キャラクターの価格」をご紹介します。キャラクターを活用するためには、どんな費用が掛かるのか知りたい方必見です!

■魅力的なキャラクターを利用して製品やサービスに活用したい!

既存のキャラクターを使って、製品やサービスに活用したい場合には、キャラクター制作費は掛かりませんが、ライセンス料を払うのが一般的です。

▼自治体のゆるキャラはリーズナブル

自治体のゆるキャラは、ライセンス料が上代の約3%とリーズナブルなことが多くあります。

また、多彩なコラボで活躍している熊本県の「くまモン」は、熊本県のPRのためならば、国内企業の商標使用を原則無料としています。

更に、個人が非営利で使用する場合には許可も不要です。

くまモンをはじめとした自治体のキャラクターは、無料や安価で活用してもらうことによって、認知度をあげるブランド戦略を行っているケースが多いのです。

▼キャラクターの使用料は4~6%

既存のキャラクターを使用する場合のライセンス料は、一般的には4~6%です。人気のあるキャラクターの場合、8%前後のケースもあります。

使用料は、使用目的や期間そして競合排他などの条件によっても異なります。競合排他とは、例えば食料品のパッケージににキャラクターを使う場合、競合となる他社のパッケージには起用しないことをいいます。

▼既存キャラクターを借りる際の注意点

キャラクターにはブランディングがあるので、それにそぐわないポーズやイメージは「監修」が行われて修正されます。あまりに大きくイメージと乖離していると、使用を断られてしまうことも。

そのため、既存のキャラクターを借りる場合には、製品やサービスとキャラクター、双方にメリットがあるコラボレーションが求められるのです。

更に、人気のあるキャラクターは多数のコラボレーションを同時に展開するケースがあり、競合などで断られてしまうケースもあります。既存のキャラクターを使用する際には、ライセンスフィーが掛かるだけではなく、交渉や調整にも時間が掛かることが多くあります。

■せっかく作ったキャラクター、思い通りに使おうとしたら予算オーバー!?

キャラクター作成の際に注意したいのが、「キャラクターの使用範囲と期間」です。

費用をリーズナブルに抑えたいからと、キャラクター制作料を安くする代わりに、使用範囲や期間を狭めた契約を締結してしまうと、後々展開をする際に、予算の関係で思い通りに使えないことも。

先々の展開を考えて契約を締結するように心がけてくださいね。

▼キャラクターの表情やポーズを追加したい場合

キャラクターの表情やポーズを追加することで、キャラクターの魅力がより広がりますよね。

キャラクター制作時のイラスト制作会社や、イラストレーターに依頼できるとスムーズですが、契約関係や納期などの問題で難しいことも。

契約周りがクリアな場合には、別の制作会社やイラストレーターに依頼することも珍しくありません。

既に依頼をしたことがある場合には、表情やポーズの追加は既存の資料から手掛けられるので、数千円~という安価なケースが多いです。

しかし、新規で依頼をする場合には、キャラクターに寄せて描く必要があったりするため、内容やカット数などによっては1万円を超えることも。

キャラクターの制作時に、その後追加で依頼することが会った場合の費用や納期などを確認しておくのがオススメです。

▼キャラクターを使ってグッズ展開をしたい場合

オリジナルキャラクターを制作した際、当初の予定にはなかった使われ方をするケースも珍しくありません。

例えば、元々HP用に作られたキャラクターを、新たにオリジナルグッズにしたい場合には、使用用途と使用期間を定めた契約を締結する必要があります。

この場合、試用期間に応じてライセンス料を支払い、契約満了後に更新をする場合には都度新たに契約料を納めることになります。

▼商標登録にはお金がかかる!

大切なキャラクターの権利を守るために、後から「商標登録」をするケースがあります。

商標登録をする場合、特許庁に届け出を行います。納める印紙代や郵送費などの経費が掛かるため、全て自社で行った場合は約3~4万円程度となります。

ただし、商標登録では「区分」を選ぶ必要があり、専門的な用語を理解しなくてはなりません。

そのため、オンラインサービスや、弁理士などの専門家に依頼をするケースも。

オンラインサービスの料金は約5万円で、専門家に依頼をすると約14万円前後の費用が掛かります。

キャラクターの権利を守るために欠かせない出費ではありますが、なるべくリーズナブルに収めたいもの。

とはいえ、せっかく商標登録を行ったのに、不備が見つかったり片手落ちだったりするのは困りものです。

不慣れな場合には、専門家を頼るのがおすすめです。

■おわりに

キャラクターマーケットのキャラクターは、商標登録まで費用に含まれています。

明瞭会計なので、どなたでも安心してキャラクター制作を発注できます。

オリジナルキャラクターを作りたい方は是非、キャラクターマーケットに足を運んでみてくださいね。

また、「キャラクターデザインにかかる費用と平均相場とは?」では、キャラクターデザインの相場や費用に関する注意点をご紹介しています。

キャラクターに関する費用が知りたい方は、こちらも併せてご一読ください。

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