知っておきたいキャラクター予備情報
魅力的なキャラクターを作るために!知っておきたい法則4選
魅力的なキャラクターを作るためには、多彩な知識が必要になります。全てを知っている必要はありませんが、外注する前にイメージを固めて準備をしておく必要があります。
そこで今回は、オリジナルキャラクターの作成を考えている方のために、「知っておきたい法則」をご紹介します。キャラクター作成にお悩みの方必見です!
その1:広告業界のABCの法則
魅力的なキャラクターを作るために知っておきたいのが、広告業界の「ABCの法則」です。
・AはAnimalの頭文字で=動物
・BはBeautyの頭文字で=美人
・CはChildの頭文字で=子ども
このいずれかを用いることで、広告を魅力に感じるそうです。
これは、キャラクター制作にも当てはまります。ゆるキャラとして人気を博しているキャラクターは、動物や子どもをモチーフにしたものが多いですよね。
モチーフに迷っている方は、この3つから選ぶのも良いかもしれません。
▼知っておきたい「擬人化の法則」
商品やサービスのモチーフを用いて、擬人化キャラクターを作成する場合は、。特徴となるシンボルを決め、そこから展開して行きます。
擬人化をすると、共感しやすくなるとともに物語性を持たせやすくなります。
動物の場合には、耳や尻尾といったアイコニックなモチーフをシンボルにし、その後衣装や色を決めましょう。
それから、性格やイメージに合った動きをつけます。
キャラクターの頭身が低い方と、女性や子どもに親しみを持ってもらうことができます。
▼注意したいキャラクター作成の法則
注意したいのが「被らないように注意すること」です。ロゴや企業カラーと被ってしまうと、せっかくのオリジナルキャラクターなのに差別化をすることができません。
また、商標登録をしているキャラクターと似ていると、権利を侵害してしまう可能性があります。
そのため、キャラクターを作る前にしっかりとリサーチすることが大切です。
その2:週刊少年ジャンプの「友情」「努力」「勝利」の法則
漫画雑誌である週刊少年ジャンプでは、「友情」「努力」「勝利」が3大原則とされています。
これは、週刊少年ジャンプでアンケートを取った際に人気を集めた上位3つのキーワードです。
「オリジナルキャラクターと漫画は関係ない」と思う方も多いかもしれませんが、キャラクターには「設定」が不可欠。
キャラクターの性格や家庭環境だけではなく、ライバルがいたり友人がいたりといったことも設定するとよいでしょう。それぞれの息遣いを感じられるような設定は、キャラクターを身近なものにし、魅力的なものにしてくれます。
ターゲットが少年ではない場合にはそぐわないかもしれませんが、こうしたキーワードを予め設定しておくことで、世界観の作り込みがグンと楽になります。
その3:色に関する「70:25:5の法則」
基本になる色を70%、メインの色を25%、アクセントとなる色を5%の割合で割り振ります。
すると、綺麗な配色になるとされています。
3色以上使いたい場合には、メインカラーの25%の中に同じ比率で混ぜます。
配色決める際には、一番割合の多いベースカラーから決めていくのがオススメです。
色選びに迷ったら、性格や特徴から色を考えてみましょう。元気で明るい性格なら赤、クールで大人っぽいなら青のように、色の持つイメージは性格を象徴してくれます。
つまり、色を決める前に設定をしっかりと決めておくと、スムーズにキャラクターを作成することができるのです。
既にイメージカラーがある場合には、色のイメージから性格や設定を作り込んでいくのがオススメです。
その4:デザインの法則「黄金比」
黄金比は、人が最も美しく感じられる比率です。
「1:約1.6」で、縦と横の比率が1:1.618の黄金比になっている長方形のことを、「黄金長方形」と呼びます。
さらに、黄金長方形に含まれている全ての正方形の列において、角の点を滑らかに繋ぐと渦巻き状の螺旋を描けます。
これを、「黄金螺旋」と呼びます。
林檎でおなじみのAppleのロゴは、黄金比で構成されているのをご存知でしょうか。
黄金比は、絵画やロゴなど、色んな箇所で使われています。黄金比をロゴやキャラクターに用いることで、より美しく仕上げることができます。
キャラクターに用いるだけではなく、背景を含めた構図に用いることもできますので活用してみてください。
■おわりに
ご紹介した以外にも、デザインやイラストの法則は沢山あります。その作法を押さえることで、スムーズにキャラクターを描くことができます。
とはいえ、勉強をする時間がなかったり、なるべく早くキャラクターを作りたい方もいらっしゃると思います。
そこでオススメなのが、キャラクター制作のノウハウがなくてもオリジナルキャラクターを作れるキャラクターマーケットです。キャラクターを見て選ぶことができ、商標登録をすることができるのも嬉しいポイントです。
オリジナルキャラクターの制作をお考えの方はぜひご活用ください。