キャラクターの活用方法
オリジナルキャラクターの一般向けプロモーション方法
オリジナルキャラクターの認知度をあげるためには、プロモーションが欠かせません。
とはいえ広告やSNSなど、既に取り組んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、現在行っているプロモーション方法と組み合わせたい施策をご紹介します。
■効果的なプロモーションとは
プロモーションの施策は、複数を組み合わせて活用することが大切です。
例えば広告で認知したキャラクターの記事をWEBや雑誌などで目にしたら、興味がわきませんか?
更に売り場でキャラクターがデザインされた製品を見たら、手に取りたくなるかもしれませんね。
広告は多数の人に情報を伝えることができますが、ターゲットが広いのでイメージを伝える程度の効果しか期待できません。
一方で、記事ではより深堀した情報や魅力が伝わります。製品やサービスに触れる場面では、人による説明や後押しがあると、購入に繋がりやすいです。
このように各施策の特徴を理解し、複数を組み合わせることによって、より効果的なプロモーションを行うことができます。
▼戦略的プロモーションを行おう!
インターネットの普及によってさまざまな情報にリーチできるようになりました。
しかし、顧客にとっては選択肢が増えすぎて情報過多になってしまい、本当に必要なサービスや製品の情報に触れられないことも。
そこで注目を集めているのが「戦略的プロモーション」です。多彩なプロモーション施策を組み合わせて、それぞれを最適なタイミングでユーザーに自社のサービスや製品の情報を届けます。
キャラクターの認知度や知名度をあげるためにも、「プロモーション戦略」をしっかり考えましょう。
■実はクラウドファンディングも重要な広告施策
インターネットを通して不特定多数の人たちから少しずつ資金を調達するサービスです。「〇〇をしたいです」という目的を掲げ、資金拠出の金額によってリターンを設けます。
集金が大きな目的だと思われがちですが、実は広告媒体としても重要な役割を果たします。
▼運用資金が少なくても多彩な展開ができる!
例えば、「オリジナルキャラクターの短編動画を作りたい!」というプロジェクトの場合、キャラクターグッズを設定したり、動画のクレジットに名前を入れられるなどのリターンを設けてみましょう。
こうしたリターンは少ない工数と費用で対応できるため、運用資金が少なくても多彩な展開ができるのが魅力のひとつです。
▼クラウドファンディングで認知度があがる!?
キャラクターのプロモーションとはかけ離れているイメージがあるかもしれませんが、実はクラウドファンディングをきっかけにキャラクターや製品を知る方も多くいらっしゃいます。
クラウドファンディングを運営している企業は、成約報酬の手数料で運営を行っています。
そのため、多くの人にクラウドファンディングを知ってもらうために、告知や広告を実施してくれるのです。
つまり、宣言広告費や知名度があまりないキャラクターであっても、クラウドファンディングを行うことで、認知度をあげることができるのです。
▼成立しなかったらどうなるの?
クラウドファンディングが成立しなかった場合は「プロジェクトが解散になる」「集まった資金でプロジェクトを行う」のどちらかとなります。プロジェクトを立ちあげる前に、どちらが良いか選択します。
知名度をあげることを考えるのであれば、「集まった資金でプロジェクトを行う」方がおすすめです。持ち出しはあるかもしれませんが、プロジェクトを完遂できるだけでなく、協力してくれた出資者とのコミュニケーションがうまれるからです。
そのためにも、実現不可能な壮大なプロジェクトではなく、地に足の着いたプロジェクトの立案が大切です。
■サンプリング
普段あまりリーチできない層にもアピールできるのがサンプリングです。単にグッズや製品を配布するだけではなく、簡単なアンケートと引き換えにグッズを無料配布すれば、マーケティングを兼ねることもできます。
▼Webサンプリング
24時間いつでも気軽に回答できるWebサンプリング。フォームを使えば、データの収集や成形も簡単です。
ただし、プレゼント発送に住所や名前などの個人情報が必要になるので、個人情報の取り扱いにはくれぐれも注意してください。
▼対面によるサンプリング
対面によるサンプリングのメリットは、何といっても色んな人と実際にコミュニケーションを取れる点です。キャラクターの魅力などを対面で聞くことができるだけでなく、励みになったり気付きを得ることができたりするケースも。
対面によるサンプリングでは、人の手配や場所の確保などの工数や費用が掛かります。
また、せっかくキャラクターのプロモーションを行うのであれば、着ぐるみやキャラクターによる語りかけの動画などで、キャラクターをより身近に感じてもらいたいですよね。そのための準備も必要です。
■おわりに
ニューノーマルでは、人と接触する機会を減らす方向にシフトしていくことでしょう。
しかし、対面・Webに限らず、目的や用途に応じて必要な施策を行うためには、ニーズを把握することが必要不可欠です。
また、広告や記事などでは伝わり切らなかった魅力を伝えることができるのも、対面の素晴らしい点です。
キャラクターの認知度をあげるためにも。対面と非対面を使い分けて、多彩な施策に挑戦してみてくださいね。
ビジネス向けのプロモーションについては以下の記事でご紹介しています。