キャラクターの活用方法
バーチャルキャラクター(VTuber)の活用法
2016年にキズナアイが登場して以降、既に1万以上のバーチャルキャラクター(VTuber)が活躍しているのをご存知ですか。
そこで今回は、注目を集めるバーチャルキャラクター(VTuber)の活用法をご紹介します。
バーチャルキャラクターは2Dや3Dで作られており、主にYouTubeで活躍しているキャラクターが多いです。バーチャルキャラクターを上手に活用することで、YouTube以外にも活動の場を広げ(メディアミックス)たり、より認知度を高めることができます。
■YouTubeでの活動
バーチャルキャラクターの主線場はYouTube。
そこで、YouTubeでの活動で認知度を広げる方法をご紹介します。
▼エンドカードを活用する
動画の最後に、「コメント」や「チャンネル登録」をお願いしましょう。チャンネル登録者数が増えると、チャンネルの評価が高まるだけではなく、動画の表示頻度を上げる効果があります。
また、ポジティブなコメントや評価が集まることで、動画の信頼度がUPするのも大切なポイントです。
▼コラボレーション
バーチャルキャラクター同士、また企業とのコラボレーションを行うことで、普段はリーチできない層に認知してもらうことができます。
また、普段とは違った魅力を発信できるので、ファン層が広がることも。
▼海外を視野に入れる
YouTubeには日本だけではなく世界各国のユーザーがいます。
そのため字幕を付けてみたり、英語回を作るのも効果的。海外での認知が高まることで、グローバルなフィールドで活躍することができるようになるかもしれません。
▼SNSを活用する
YouTubeだけではなくSNSを活用することで、動画を拡散しより多くの人に見てもらうことができます。SNS連携やハッシュタグを使用して、フォロワーを増やしましょう。
▼コミュニケーションを大切にする
コメント返しや企画の募集など、視聴者とのコミュニケーションを大切にしましょう。YouTubeに限りませんが、双方向のコミュニケーションを取ることで、顧客との絆を深め、距離を縮めることができます。
■遠隔接客サービス
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ニューノーマルに沿った対応が求められるようになりました。
そこで注目を集めているのが「遠隔接客サービス」です。インフォメーションや販売業務等の顧客対応をバーチャルキャラクターが行うことで、対面接客を避け感染リスクを減らすことができます。
注意したいのが、遠隔接客サービスでバーチャルキャラクターを使用する場合「大きなモニターが必要」な点です。
また、双方向のコミュニケーションを行う場合には、「リアルタイムでキャラクターの声や反応を操作する必要」があります。
YouTubeでの活動の場合には、事前に準備した動画を流すことが多いようです。双方向のコミュニケーションを行うためには、YouTubeよりも更に準備と工数が掛ってしまうことは把握しておいたほうが良いでしょう。
■VR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)ライブ
VRライブは、参加者がVR用のヘッドマウントディスプレーを装着し、仮想空間で楽しむライブのことです。
一方、ARライブは、劇場などの施設でスクリーンやディスプレーにキャラクターを投影するライブのことをいいます。
ライブを行うことで、キャラクターをより身近に感じられるだけではなく、双方向のコミュニケーションを取ることができます。ライブチケットの売り上げによる収入だけではなく、ライブグッズの売り上げによる収入があるのも嬉しいポイントです。
また、ライブの様子を有料で公開したり、DVDなどにして販売することもできます。
■2Dのオリジナルキャラクター同様の展開も可能
動画で多彩な魅力を表現できるバーチャルキャラクターですが、活動をバーチャル空間に限る必要はありません。着ぐるみを作ってリアルイベントに用いたり、グッズ展開をしたりなど、2Dのオリジナルキャラクター同様、色んな活動を行うことができます。
既に活動しているオリジナルキャラクターを、バーチャルアイドルにしてYouTubeデビューするのも良いかもしれません。メディアミックス展開をすれば、普段の活動ではリーチできない層にアプローチすることができるようになります。
■おわりに
バーチャルキャラクターは、YouTube以外にも多彩なフィールドで活躍することができます。オリジナルキャラクターの作成をお考えの方は、バーチャル展開もご検討してみてはいかがでしょうか。