業種別・地域別キャラクター
業種別!注目したい企業のゆるキャラまとめ~メディア~
オリジナルキャラクターを作ろうと思っても、なかなかアイデアが出てこないこともありますよね。そんな時には、知名度抜群の人気キャラクターを参考にしてみてはいかがでしょうか。
キャラクターマーケットでは、シリーズで業種別のオリジナルキャラクターをご紹介しています。人気キャラクターをヒントに、オリジナルキャラクターの設定や世界観を作りましょう。
■NHK:どーもくん
▼どーもくんとは?
四角い顔に四角い口の「どーもくん」は、1998年にNHK BSのイメージキャラクターとして誕生しました。氷河期以前に生息していた生物の生き残りです。
卵の中で休眠していましたが、なにかの拍子で隠居老人「うさじい」の穴蔵に突然転がり込みます。その後もうさじいの洞穴に居候しながら、仲間たちと平和に楽しく暮らしています。
120cm85kgの体にピュアなハート。気は優しくて力持ち。怒るとおならをする。しゃべる言葉は「どーも」だけ。
さらに「テレビが大好きでリンゴが嫌い」という設定があります。
形は四角、色は茶色という可愛い要素が見当たらない外見。悪者を倒すヒーローではなく、ほのぼのと毎日を過ごしているだけ。憧れではなく「共感」を得て成功したキャラクターです。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
オリジナルキャラクターを作る際は、「どーもくん」のように設定を丁寧に作りこむのが大切なポイントです。
また、色んなコラボレーションでも活用できるように、バリエーションを持たせられるように考えておくのも良さそうです。
■日本テレビ:そらジロー
画像引用元:日本テレビ「そらジロー」▼そらジローとは?
2007年ごろから、日本テレビのお天気情報番組に登場するようになったキャラクター。赤いトサカがあるのでニワトリだと思われがちですが、実は火を吐くこともできる怪獣の男の子です。日本テレビ内に生息していて、天気を観測することが大好きです。
友達は「くもジロー」と「ぽつりん」の2人。天気の秘密や生活習慣などを3人と一緒に楽しみながら学べる動画が公開されていて、子どもたちから人気を集めているキャラクターです。
名前にもこだわりがあり、少し脇にそれたキャラクターになるように「タロー」ではなく「ジロー」に。完成されたキャラクターではなく、所々に突っ込みどころがある「ゆるさ」が愛される秘訣です。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
天気予報は老若男女問わずチェックするものですよね。そらジローは天気予報をチェックする幅広い世代から支持されています。
ターゲットを絞り込まずに、沢山の人に愛されるキャラクターを作るのは大変なものです。そらジローの誰にでも愛される「ゆるさ」は、多くの人に愛されるキャラクター作りの参考になるかもしれません。
■TBS:ブーブ
▼ブーブとは?
TBSのマスコットキャラクターとして2002年に起用された「ブーブ」。「ブタでもクマでもない架空のキャラクター」です。TBSの番組内でたびたび登場し、世界陸上など大型スポーツイベントの際は友達の女の子「ブーナ」ちゃんと一緒にPRという役割を担っています。
ブタをモチーフにしていますが、シュっとしておりスタイリッシュなブーブ。のんびりしているけど、実は目立ちたがり屋な性格で、将来は渋くてモテるニュースキャスターになりたいのだとか。
そのため、沢山のイベントや行事で積極的な活動をしているキャラクターです。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
ブーブとブーナちゃんは、イベントや季節ごとにたくさんの衣装に着替え、多彩な表情を見せてくれます。多彩な活躍をする姿は、思わず応援したくなってしまいますよね。ファンに「頑張る姿を見てもらう」のも、大切なポイントです。
■フジテレビ:ラフちゃん
画像引用元:フジテレビ「フジテレビキャラクター 小犬のラフちゃん」▼ラフちゃんとは?
フジテレビのマスコットキャラクターとして登場した青い子犬の「ラフちゃん」。好奇心旺盛な小学3年生で、ホットドッグが大好きという設定です。
笑うという意味の英語laughから名付けられました。フジテレビの「笑いを届けたい」という想いが伝わりますよね。
犬なのに青くて、犬のなのにサングラス。一度見たら忘れられないインパクトがあります。とぼけたような表情が見る人に癒しを与えます。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
犬をモチーフにしたキャラクターは数多くありますが、ラフちゃんの持つインパクトの大きさは、知名度の向上に欠かせないポイントです。モチーフのセレクトだけではなく、オリジナリティにもこだわって差別化をすることが大切です。
■テレビ朝日:ゴーちゃん。
画像引用元:テレビ朝日「ゴーちゃん。サイト」▼ゴーちゃん。とは?
エクスパンダ星の王子が地球にやってきたという設定です。誕生日は5月5日、テレビ5個分の身長と体重と5にこだわったキャラクター。これは、テレビ朝日の「5チャンネル」からきているのでしょう。洋服に印刷されているVもローマ数字の5を表しています。
運動神経抜群で、人を応援するのが大好きな男の子です。仲間は実際に生息する珍しい動物をモチーフにしたもの。子どもたちが興味を持ちやすいように工夫されています。
公式Twitterと公式YouTubeチャンネルを持っていて自ら情報発信をするキャラクターです。サンリオとの共同開発で作成されており、他のゆるキャラとは違った戦略を取っています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
オリジナルキャラクターを制作するノウハウがない場合には、プロと組むことでより良いキャラクターを作ることができます。キャラクター作成にお悩みの方は、キャラクターマーケットに足を運んでみてくださいね。
■おわりに
企業を代表するマスコットキャラクターが愛される理由に着目しました。どのキャラクターも設定を丁寧に作りこんでいますが、作りこみすぎずアレンジの余地を残しているのが、飽きられないポイントです。
オリジナルキャラクターは企業とお客様をつなぐ役割を持ちますので、距離が近づくような親しみを持てる設定にしましょう。