知っておきたいキャラクター予備情報
誰かに教えたくなる!元気と癒しを与えてくれるキャラクター動画
キャラクターは、どんな時にも寄り添ってくれる心強い味方でありかけがえのない存在です。
そこで今回は、クリエイティブなインスピレーションと元気そして癒しを与えてくれるキャラクター動画をご紹介します。キャラクター動画制作をお考えの方や企画でお悩みの方必見です!
■HELLO KITTY / ハローキティ【Sanrio Official】:1周年記念コメント返しスペシャル?質問コーナーもあるよ!【ハローキティのコメント返しVol.4】
国内外問わず人気を集めるキティちゃん。国連とコラボして、「ハローキティ #HelloSDGs」というプロジェクトに取り組んでいます。
▼動画のポイント
この動画は、キティちゃんが視聴者の質問に返事をしていくコメント返し企画です。「男性でもキティちゃん好きなのはダメなの?」という質問に対して、視聴者が悪いのではなく、キティちゃんが女性だけのものというパブリックイメージから脱却できていないと反省しています。
さらに自身の設定である体重=林檎3つ分に対して、「林檎3つ分っていうのは多少の増減は許容範囲」と触れているシーンも。
動画は沢山の魅力や思いを伝えることができるツールです。キャラクターの価値を高めるためにも、軸をしっかりと定め、言動に注意すべきことが、このコンテンツから伺えます。
また、設定の裏話など動画を見た人しか得られない「秘密を共有する」ことで、視聴者との距離をさらに縮めることも。コアなファンを作るためのポイントと言えそうです。
■ガチャピンちゃんねる【公式】:明日、会社に行きたくない君へ。
フジテレビの子ども向け番組「ポンキッキ」から生まれた人気キャラクターガチャピン。2007年に番組は終了しましたが、その後もイベントやYouTubeで活動しています。
▼動画のポイント
子どもの頃から親しんできたガチャピンが、「会社に行きたくない」という思いに寄り添ってくれる動画です。働きたくない気持ちを抱えつつ仕事に向かう人を理解し、ほめてくれます。
5歳でありながら芸歴47年のガチャピン。ドラマの知識なども踏まえつつ、「令和の今はできないものはできないって言っちゃっていい」と言い切ってくれます。心がふっと軽くなる動画です。
疲れたり辛かったりする時に、繰り返し見たくなる動画を作ることで、キャラクターにあまり興味がなかった人でも、いつの間にかそれが心の支えになることでしょう。伝えたいことだけではなく、視聴者がどんなシチュエーションで見るかなど、細かいところに気を配ることが大切です。
■コウペンちゃんねる:コウペンちゃんねるまとめ1【コウペンちゃん】
コウテイペンギンの赤ちゃんコウペンちゃん。何でも肯定してくれ、「いつもがんばってるのみてるよ~」と温かい言葉を掛けてくれます。
▼動画のポイント
癒し系のコウペンちゃんと仲間たちの魅力を堪能できる動画です。とても短いエピソードの組み合わせで、ストーリーや設定を知らなくても楽しめます。コウペンちゃんの温かい言葉に、視聴した後は心が軽くなります。漢字にルビが振ってあるので、小さいお子さんも一緒に楽しむことができるのも嬉しいポイントです。
キャラクターの魅力を引き立てるために、背景を作り込みたいという人は多いでしょう。
しかし、ご紹介したコウペンちゃんの動画のように、シンプルに白で統一することでよりキャラクターが映えることも。何でも足していくのではなく、「引き算」をすることも大切だと教えてくれるコンテンツです。
■oricon:くまモンが口から光線!ふなっしーも怪獣化 ご当地キャラが驚愕の変異! デカビタC WEB動画「元気すぎるご当地キャラ」篇
サントリー×ご当地キャラクターのCMです。「くまモン」(熊本県)、「せんとくん」(奈良県)、「カパル」(埼玉県)、「ふなっしー」(千葉県)、「にゃんごすたー」(青森県)が登場しています。
▼動画のポイント
ゆるキャラたちがデカビタCを飲むことで元気になります。元気になったキャラクターの落差は必見です…!
短い時間で強い印象を与えるためのCMなので、インパクトが凄いですよね。1度見たら忘れられない動画と言えます。
沢山の動画を作っても、見てもらえなかったり印象に残らなかったりするケースも珍しくありません。動画1本ごとに戦略を考え、「インパクトを与える」「視聴者に寄り添う」などの使い分けをすることが大切です。
さらに、動画をシェアしてもらい、沢山の人に届けるためには、動画自体の作りこみだけではなくサムネイル画像の制作も重要なポイント。タイトルのセレクトなど細部にまでこだわりを持ちましょう。
■おわりに
沢山のキャラクターが動画を作成しPRを行っています。その中で差別化を図るためには、戦略をしっかりと練るとともに、キャラクターのイメージに合った企画を選びましょう。
インスピレーションを与えてくれる動画は他にもたくさんあります。動画を制作する前に、他のキャラクター動画を視聴し分析してみましょう。